2026年02月13日

Session5 2026年 画餅洞の出品商品紹介 第三弾 No.25〜No.34

session5 wahindo 3.jpg「Session5」のインスタグラム公式アカウントでも各店舗順次、出品商品の紹介をしていただいておりますが、こちらは画餅洞アカウントで紹介している画餅洞のSession5出品商品リストです。
画餅洞のアカウントで紹介している順番通りにアップいたします。

ご興味ございましたら店頭、お電話、インスタグラムのダイレクトメッセージにてお問合せいただけますと幸いです。
会期の1週間ほど前までは、店頭での下見も可能ですので、お気軽にお声掛けください。

いよいよ、9年目9回目のSession 5が始まります。
毎年書いておりますが、今回が歴代最強の面子(当社比)です。
どうぞよろしくお願いいたします。

では、第三弾。
まだまだ真っ黒で。
画餅洞 All blacks!

Session 5 画餅洞出品商品 No.25〜 No.34

本日から黒い民間仏の紹介に戻ります。

No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 1.jpgNo.25 頭ぺたんこ恵比寿さん

¥68,000-(税込)

高さ:約9.8p
最大幅:約4.4p
江戸〜明治


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 2.jpg時代の煤被りで真っ黒にお成りです。
頭頂部は欠けた訳でも頭巾があった訳でもなく、おそらく選んだ材の長さが足りなかったため、ま、これでいいか、で平らになったと推測しております。


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 7.jpg底部に接着を外した跡有り。


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 3.jpgちょっと寂し気で儚い感じがなんとも。
わしは福神じゃみたいな押しの強さをまったく感じさせない穏やか造形。
作った当時の人間が材の寸足らずを気にしなかったためか、頭は平ら。


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 4.jpg


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 5.jpg


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 6.jpg


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 8.jpg


No.25 頭ぺたんこ恵比寿さん 9.jpgもろもろ簡素な彫りの中に穏やかなやさしさを内包した淡い恵比寿さんです。


No.26 石造 地蔵菩薩 1.jpgNo.26 石造 地蔵菩薩

お値段はお問い合わせください。

高さ:約11.0p
最大幅:約9.0p
江戸〜明治


No.26 石造 地蔵菩薩 2.jpg石造です。
全体に煤を被られています。
煤のめくれ、時代汚れなど有り。
これといった欠けなどはなさそうです。


No.26 石造 地蔵菩薩 3.jpg石造 地蔵菩薩。
石なんです。

頭とお手の大きい、かわいらしくデフォルメされたお地蔵さんです。
しかし、石造である必要があったのかと考えさせられるかなり立体的な造形です。


No.26 石造 地蔵菩薩 4.jpg宝珠を持った手を大きく前に差し出し、錫杖までしっかり彫り出されており、木彫で良かったのでは?と思ったり。
御御足の表現は石造らしく平らでちょこんとしたもの。


No.26 石造 地蔵菩薩 5.jpg


No.26 石造 地蔵菩薩 6.jpg


No.26 石造 地蔵菩薩 7.jpg


No.26 石造 地蔵菩薩 8.jpg


No.26 石造 地蔵菩薩 9.jpg


No.26 石造 地蔵菩薩 10.jpg


No.26 石造 地蔵菩薩 11.jpg石のお地蔵さんというとそれなりに散見するものですが、こうなると、そうはないものと言ってよろしいかと。


No.27 古銅 見上げ懸仏 1.jpgNo.27 古銅 見上げ懸仏

¥88,000- (税込)

高さ:約8.5p
最大幅:約6.3p
鎌倉〜室町時代b


No.27 古銅 見上げ懸仏 2.jpg古銅赤銅の火中仏。阿弥陀如来か。
かつて銅が変形するほどの火事による熱にさらされたご様子。
頭部一部欠損。
全体的に煤、時代汚れ有り。
台座を誂えたかったのですが、間に合いませんでした。
画像では白い練りけしゴムを支えに立たせており、自立しません。



No.27 古銅 見上げ懸仏 3.jpg古銅 見上げ懸仏。
火中仏。阿弥陀如来。

火中された阿弥陀如来と思われます。
身が焼けるほどの苦しさの中で、なお上を向いて、と思うと、泣けてきそうになりました。


No.27 古銅 見上げ懸仏 4.jpg


No.27 古銅 見上げ懸仏 5.jpg


No.27 古銅 見上げ懸仏 6.jpg


No.27 古銅 見上げ懸仏 7.jpg


No.27 古銅 見上げ懸仏 8.jpg


No.27 古銅 見上げ懸仏 9.jpg


No.27 古銅 見上げ懸仏 10.jpg


No.27 古銅 見上げ懸仏 11.jpg火の中の熱により変形しただけと云えばそれまでの、欠陥、欠損だらけの懸仏ですが、蓮弁の作りや、溶け出してなおしっかりと残る鏨の跡、鍍金の残留などから、元は鎌倉〜室町時代ごろの阿弥陀如来だったと推測しております。

焼けるほどの苦しさの中で、なお上を向いて。


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 1.jpgNo.28 木彫 とろとろのお地蔵さま

お値段はお問い合わせください。

高さ:約12.0p
最大幅:約3.0p
江戸時代


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 2.jpgおでこに小キズ有り。
全体的に磨かれたか掌中で撫でられたか、根付の様にとろとろです。
秋田の潜巖仏かとも思いましたが、確証を持てませんでした。


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 3.jpg木彫 とろとろのお地蔵さま。
願掛けられてつやつやです。
ひょっとしてこれもまた潜巖地蔵か。


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 4.jpg


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 5.jpg


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 6.jpg


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 7.jpg


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 8.jpg


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 9.jpg


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 10.jpgおでこから鼻筋の線、耳の作りなどから秋田の潜巖地蔵の可能性はありますが、確証を持てませんでした。
これだけつやつやですと墨書きも確認出来ません。
例え無名のどちらの作でも民間仏らしい簡素でやさしい作行きです。


No.28 木彫 とろとろのお地蔵さま 11.jpgそれにしても一体どれだけ願掛けられて、磨かれ、また掌中で撫でられてこられたのか。
一昔前はトロ味だとか言いましたが、最近そんなことを言う方も少なくなったような。
かつてこういう木味が木のものの最高の味わいと諸先輩からよく見聞きしたことを思い出しました。


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 1.jpgNo.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏

¥45,000-(税込)

高さ:約9.7p
最大幅:約2.5p
江戸時代


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 2.jpg小キズ有り。
背面に墨書き有り。〇十方一切衆生〇〇作など、全文解読出来ません。
底部の穴は近年穿たれたもの。
新しい台座に差し込まれていましたが、本品に似合わないと判断して取り外しました。


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 3.jpg


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 4.jpg


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 5.jpg


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 6.jpg


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 7.jpg


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 8.jpg


No.29 木彫 荒彫 地蔵菩薩 民間仏 9.jpgこちらも潜厳仏っぽい眉ラインですが、どちらかと云うと円空の影響を受けたかの様な彫りのお地蔵さま。
みちのくのみならず各地の遊行僧たちは、思い思いの仏さまを各自のやり方で彫り出し残してきました。
それらはざっくりと民間仏と云う括りでさほど掘り下げられることも研究されることもなく、今に至ります。
こちらもその様な忘れ去られそうな一仏かと。


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 1.jpgNo.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩

¥55,000-(税込)

高さ:約10.3p
最大幅:約6.5p
室町〜江戸時代ごろ


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 2.jpg頭部に亀裂有り。
よく枯れて非常に軽い手取り。
一部彩色を残す。
調べがつきませんでしたが、大和の元興寺や興福寺といった処の有名な千体仏ではない、地方の奉納千体仏と思われます。


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 3.jpg


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 4.jpg


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 5.jpg


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 6.jpg


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 7.jpg


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 8.jpg


No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 9.jpg木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩。
いずこかの千体奉納仏かと。



No.30 木彫 頭でっかち 千体地蔵菩薩 10.jpg頭でっかちで体躯のバランスがかわいらしい奉納千体仏 地蔵菩薩です。
どちらのお方か調べはつきませんでしたが、私は今まで見かけたことのないものです。
いずこかの御堂でかつてはずらりと並ばれていたものが、外れはぐれて今はこんな所に。


No.31-@〜F 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-@〜F 笹野一刀彫り大黒
各バラ売り

山形県 米沢 江戸〜明治ごろ


No.31-@〜F 笹野一刀彫り大黒 2.jpg主にコシアブラを材にして一刀彫りで極めて簡素に表現される世界一シンプルな大黒さんたち。
お鷹ぽっぽと同じくSession5第1回からご紹介を続けてきましたが、この9年間でさすがに古手の良いものを見かける数は激減。
限界が近いようです。
今回はなんとか7体ご用意出来ました。


No.31-@〜F 笹野一刀彫り大黒 3.jpgNo.31-@〜F 笹野一刀彫り大黒


No.31-@ 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-@ 古手の上作

¥90,000-(税込) 

高さ:約17.7p
江戸時代


No.31-@ 笹野一刀彫り大黒 2.jpg虫喰い有り。
簡素な彫りで宝袋やお手を表現しようとする意図が見えます。
後付けの打ち出の小槌も元々なかった様子。
形式化が完成する手前か。材もよく枯れています。


No.31-A 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-A 理想形
¥55,000-(税込) 

高さ:約9.2p
江戸時代


No.31-A 笹野一刀彫り大黒 2.jpg元々打ち出の小槌無し、時代汚れ有り。
理想形といいたくなる笹野大黒の形。
時代も古いと思われます。


No.31-B 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-B むっちり完成形

¥55,000-(税込)
 
高さ:約9.3p
江戸時代


No.31-B 笹野一刀彫り大黒 2.jpg打ち出の小槌欠損。
大きな面を取って作行きに迷いが感じられません。
この辺りが完成形。


No.31-C 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-C トーテムポール型

¥45,000-(税込) 

高さ:約9.6p
江戸時代


No.31-C 笹野一刀彫り大黒 2.jpg三段目の下部を彫り込み全四段を強調する、これも数は少ないものです。


No.31-D 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-D ひょろ長型

¥40,000-(税込) 

高さ:約8.5p
江戸〜明治ごろ


No.31-D 笹野一刀彫り大黒 2.jpg首後ろ辺りに穴空き、打ち出の小槌欠損。
三段目をこれだけ長く取るのもほとんど見かけないものです。
コレクションに加えたい変わり種。


No.31-E 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-E かなり大型

¥65,000-(税込) 

高さ:約23.8p
明治ごろ


No.31-E 笹野一刀彫り大黒 2.jpg打ち出の小槌欠損。当りキズ有り。
このくらい大型になると現存数が一気に減る印象。立派です。


No.31-F 笹野一刀彫り大黒 1.jpgNo.31-F 多分最小

¥40,000-(税込) 

高さ:約5.8p
江戸〜明治ごろ


No.31-F 笹野一刀彫り大黒 2.jpgこのくらい小さいのも稀少。
面を大きく取り簡素の極み。
状態も良し。


No.31-@〜F 笹野一刀彫り大黒 4.jpg


No.31-@〜F 笹野一刀彫り大黒 5.jpg笹野一刀彫り大黒。
世界で一番シンプルな大黒さん。
7体、どれも笹野大黒の中でもレベルの高いものと思っております。


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 1.jpgNo.32 木彫 俵四つ大黒さん

¥68,000-(税込)

高さ:約19.5p
最大幅:約10.7p
江戸時代


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 2.jpg虫喰い少々有り。
頭巾に古い欠け有り。
小槌は元々あったかなかったか不明。
時代汚れ有り。ウブなりです。


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 3.jpg変わり種です。

一木でゆるい表現が魅力のまさに民間仏な大黒さん。
宝袋の彫り出し方に少々無理があるところ、ウェストラインはひょっとしてノコギリを入れ過ぎたのでは、と欠点が魅力に転化した例。

俵は通常の倍の4つ。
これも特徴的です。


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 4.jpg


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 5.jpg


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 6.jpg


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 7.jpg


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 8.jpg


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 9.jpg


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 10.jpg


No.32 木彫 俵四つ大黒さん 11.jpg今回のSession5のメイン商品でもあるNo.01〜No.04を所有されていたコレクターからの同出。
書載品ではありませんが、さすが昔に選び抜かれた大黒さんだなと。


No.33 鉄の大黒さん 1.jpgNo.33 鉄の大黒さん

¥38,000-(税込)

高さ:約11.0p
最大幅:約7.0p
大正〜昭和初期ごろか


No.33 鉄の大黒さん 2.jpgこれといったキズはありません。
時代の煤で真っ黒です。
鉄製。中空ではない型出しの鉄のかたまりです。
ずっしり重い。


No.33 鉄の大黒さん 3.jpg鉄の大黒さん。
鉄のかたまりです。


No.33 鉄の大黒さん 4.jpg


No.33 鉄の大黒さん 5.jpg


No.33 鉄の大黒さん 6.jpg


No.33 鉄の大黒さん 7.jpg


No.33 鉄の大黒さん 8.jpg


No.33 鉄の大黒さん 9.jpg


No.33 鉄の大黒さん 10.jpgサイズイメージで指を添えた画像を載せておりますがぷるぷるしております。
鉄のかたまり。


No.33 鉄の大黒さん 11.jpg何度も書きますが鉄製です。
小さなものではたまに見かけますが、これくらいのサイズではあまり見かけぬものです。
それでいて、やわらかくかわいらしい印象というところに意外性があり惹かれました。


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 1.jpgNo.34 張り子の玉乗り犬人形の木型

お値段はお問い合わせください。

長さ:約20.0p
高さ:約14.0p
奥行:約9.2p
明治〜昭和初期ごろか


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 2.jpg張り子の犬人形を量産するための木型です。
左目、左耳先に直し有り。
型から外す際に生じる刃物の線の跡が複数有ります。
底面の左という彫りはそのまま一対の左側という意味でしょうか。


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 3.jpg張り子の玉乗り犬人形の木型。
これに紙を貼ってぱかっと外せば張り子の犬人形の出来上がり。


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 4.jpg


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 5.jpg


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 6.jpg


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 7.jpg


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 8.jpg


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 9.jpg


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 10.jpg


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 11.jpg会期も近づいてまいりましたが、今回のラインナップに加えたかったよい木型が入手出来ました。

安産祈願や子どもの健やかな成長を願い作られる犬の張子人形。
それをたくさん生み出してきた大切な型です。
御所人形の犬筥にも通じる人形の中でも少し特別なものと言うと大層でしょうか。


No.34 張り子の玉乗り犬人形の木型 12.jpgだるまに虎に人形もろもろと、張り子の木型大好き画餅洞ですが、玉乗り犬の木型は初めて入手しました。
そしてセリで少々行き過ぎました…。


まだまだ、紹介続きます。
No.35〜は第三弾にて。
Stay tuned!
posted by papindo at 17:14| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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