2026年02月08日

Session5 2026年 画餅洞の出品商品紹介 第二弾 No.15〜 No.24

info.jpg「Session5」のインスタグラム公式アカウントでも各店舗順次、出品商品の紹介をしていただいておりますが、こちらは画餅洞アカウントで紹介している画餅洞のSession5出品商品リストです。
画餅洞のアカウントで紹介している順番通りにアップいたします。

ご興味ございましたら店頭、お電話、インスタグラムのダイレクトメッセージにてお問合せいただけますと幸いです。
会期の1週間ほど前までは、店頭での下見も可能ですので、お気軽にお声掛けください。

いよいよ、9年目9回目のSession 5が始まります。
毎年書いておりますが、今回が歴代最強の面子(当社比)です。
どうぞよろしくお願いいたします。

では、第二弾。
まだまだ真っ黒で。
画餅洞 All blacks!

Session 5 画餅洞出品商品 No.15〜No.24

No.15 藤原盆 その1 No.16 藤原盆 その2.jpg藤原盆 2種
No.15 藤原盆 その1
No.16 藤原盆 その2


No.15 藤原盆 その1 1.jpgNo.15 藤原盆 その1

¥48,000-(税込)

直径:約23.5〜24.0p やや小ぶりです
江戸〜明治ごろ


No.15 藤原盆 その1 2.jpg時代味の強い小ぶり丸盆。


No.15 藤原盆 その1 3.jpg表面だけの亀裂、小欠け、時代汚れ有り。
平らな所に置くと若干のガタつき。


No.15 藤原盆 その1 4.jpg群馬県利根郡水上村大字藤原で作られた藤原盆。
古くから木地ものの生産地でしたが、江戸寛保二年(1742年)、領主の指導もあり藤原盆が生まれたと云われています。
数ある盆の種類の中でも産地が明確なものです。

今のみなかみ町は日本地図で見るとまさに日本のど真ん中のような場所。
好きなお盆で今までそれなりの数を扱ってきたつもりですが、過去一の味っぽさ。
時代汚れや摩耗も含め魅力を感じます。


No.15 藤原盆 その1 5.jpg


No.15 藤原盆 その1 6.jpg


No.15 藤原盆 その1 7.jpg


No.15 藤原盆 その1 8.jpg


No.15 藤原盆 その1 9.jpgここ数年木地盆ブームといってもよいほど各種盆が注目されてきましたが、これには卒業された旧メンバー含め目白コレクションに出店していた業者たちの活躍があると私は個人的に考えています。
そして藤原盆。
もう手遅れかもしれませんが、流行にならないで(買えなくなるから)と願い続けて今に至ります。


No.16 藤原盆 その2 1.jpgNo.16 藤原盆 その2

¥35,000-(税込)

直径:約26.5〜28.8p
江戸〜明治ごろ


No.16 藤原盆 その2 2.jpgこちらは漆塗半月盆。


No.16 藤原盆 その2 3.jpg側面、上部に欠け、そのほか時代汚れ、小欠け、漆めくれなど有り。
平らな所に置くと若干のガタつき。


No.16 藤原盆 その2 4.jpg


No.16 藤原盆 その2 5.jpg


No.16 藤原盆 その2 6.jpg


No.16 藤原盆 その2 7.jpg


No.16 藤原盆 その2 8.jpg


No.16 藤原盆 その2 9.jpg


No.16 藤原盆 その2 10.jpg中央に花弁の様な彫りが入るものは稀少です。
ご存知の方も多いと思いますが、真ん中に向けてノミ跡を菊花の様に残すのが藤原盆の特徴。
本品はそれに加え、一手間、真ん中に小さく彫りが入っています。
あ、珍し、と小さな声が漏れてしまいましたが、何が珍しいのか悟られる訳にはゆきません。
無事、落手いたしまして今回のSession5に。


No.17 楕円形刳盆 1.jpgNo.17 楕円形刳盆

¥44,000-(税込)

横幅:約23.3p
縦幅:約12.2p
高さ:約3.5〜3.9p
江戸〜明治ごろ


No.17 楕円形刳盆 2.jpg楕円形刳盆。
伝 鬼無里村 供物台。

美術館などでも見かける、伝 〇〇の文字。
公共の展示などで見るとすっかり信じ込んでしまう方がおられますが、これは、その様に伝わる(はっきりとはよぅ判らんけど、違うかもしれんけど)の意味で、現在は確証無しの意です。


No.17 楕円形刳盆 3.jpg虫喰い跡、亀裂有り。
元は内側には弁柄漆が塗られていた痕跡がありますが、今はほぼ木地がむき出しで味が付いた状態です。
何度か扱ってきましたが、よく使われたのか今までで一番味の良いものと思っております。


No.17 楕円形刳盆 4.jpg


No.17 楕円形刳盆 5.jpg


No.17 楕円形刳盆 6.jpg


No.17 楕円形刳盆 7.jpg


No.17 楕円形刳盆 8.jpg

No.17 楕円形刳盆 9.jpg


No.17 楕円形刳盆 10.jpgそして本品の話。
この何に使ったかよく判らぬトレーの様な刳り抜き長方盆は、かつて長野の鬼無里村(きなさむら)で使われる魚の木彫を置くための供物台と云われていました。
その村の思わせぶり?な名称からも民間信仰の特殊なものと信じられて、私もまたその様にかつて聞き信じてきました。
近年になって案外鬼無里村に限らずこの形のものはあり、用途は色々とか聞くと、少々ロマンが薄れてしまった感はありますが、骨董屋は学者ではありません。
伝 鬼無里村、鬼よけの木彫魚を置く供物台か、なんて面白い、でいいんじゃないかと…。


No.18 だるまの木型 1.jpgNo.18 だるまの木型

¥18,000-(税込)

高さ:約8.0p
最大幅:約8.5p
明治〜昭和ごろ


No.18 だるまの木型 2.jpg七転び八起きだるまの木型。
これに和紙を貼り付け、ぱかっと外せば張子のだるまさんの出来上がり。


No.18 だるまの木型 3.jpg木地の亀裂、背面にヘコみ、時代汚れなど有り。


No.18 だるまの木型 4.jpg


No.18 だるまの木型 5.jpg


No.18 だるまの木型 6.jpg


No.18 だるまの木型 7.jpg


No.18 だるまの木型 8.jpg時の流れはあまりにも早く。
過去に何度もSession5の小ネタくらいのつもりでだるまの木型を出品してきました。
8年ほど前の自分の文章を読み返してみて愕然。
ま、だるまの型なんていくらでもあるので、しっかり好みのものを選びたいものとか書いてあります。
もうそんな時代ではないです。
いつの間にこんな人気者になってしまったのか…。

かわいらしさ、木味、お手頃価格。
久しぶりに、これなら、と思っただるま木型です。


No.19 隅入木地盆 1.jpgNo.19 隅入木地盆

¥30,000-(税込)

横幅:約29.7p
縦幅:約25.3p
高さ:約4.0p
明治〜昭和ごろ


No.19 隅入木地盆 2.jpg一部亀裂がありますが、ご使用には問題ないと思っております。
平らな所に置くと若干のガタつき有り。
日を跨いで撮影した為色調にばらつきがあります。
ご了承ください。


No.19 隅入木地盆 10.jpg合箱付き。


No.19 隅入木地盆 3.jpg隅入りの木地盆。
画像では判りにくいと思いますが、薄く軽やかな手取りです。
木味も良く、実用のお盆として重宝かと。


No.19 隅入木地盆 4.jpg


No.19 隅入木地盆 5.jpg


No.19 隅入木地盆 6.jpg


No.19 隅入木地盆 8.jpg


No.19 隅入木地盆 9.jpg


No.19 隅入木地盆 7.jpgここまでのSession5のラインナップを見返してみて、やっと普段に使えるものを出してきた感が…。
おすすめ木地盆です。


No.20 漆定盤 その1 1.jpgNo.20 漆定盤 その1

¥80,000-(税込)

横幅:約57.8p
縦幅:約33.7p
高さ:約8.6p
昭和


No.20 漆定盤 その1 2.jpg


No.20 漆定盤 その1 3.jpg角に漆めくれなど有り。
厚い漆の層。表面は磨かれて平らで艶があります。
元はまな板だったものを転用した可能性有り。


No.20 漆定盤 その1 4.jpg漆職人作業台。

毎度写真が難しく本来の良さを写しきれません。
実物はもっと重層的です。


No.20 漆定盤 その1 5.jpg


No.20 漆定盤 その1 6.jpg


No.20 漆定盤 その1 7.jpg


No.20 漆定盤 その1 8.jpg


No.20 漆定盤 その1 9.jpg骨董の世界にあって時代をさほど問わない不思議なジャンルです。
漆職人の作業台はその仕事の過程で漆が層を成し、抽象画の様にも見えます。
以前から主に海外で人気が高いものですが、近年ますますその傾向は高くなった気がします。
意識的にそれっぽく仕上げた半分贋作みたいなものも流通していますが、本来自然な仕事の積み重ねられた道具がそのままアートでもあると云う一種の見立てです。


No.21 漆定盤 その2 1.jpgNo.21 漆定盤 その2

¥65,000-(税込)

横幅:約36.5p
縦幅:約25.5p
高さ:約4.5p
大正〜昭和


No.21 漆定盤 その2 2.jpg定盤にしては比較的小ぶりで華奢な脚です。
これといったキズなどはありません。
時代汚れなど有り。
漆の層、漆の垂れなど有り。


No.21 漆定盤 その2 3.jpg毎度写真が難しく本来の良さを写しきれません。
実物はかなり複雑な層を成しています。


No.21 漆定盤 その2 4.jpg定盤(じょうばん)は漆職人が漆を混ぜ合わせたりする際に使う板。
定盤だけに定番とかしょうもないことをよく言いますが、そもそも漆職人の仕事道具ですので、ごろごろ出てくるものではありません。
津軽や若狭などでは最初から商品を目指した研ぎ出しの盤などがあり、本来それらとは分けて考えるべきなのですが、どちらも漆アートみたいなざっくりした括りで海外で人気です。


No.21 漆定盤 その2 5.jpgこちらは正に道具だったもの。
漆職人作業台。
小ぶりで華奢な脚が案外ないものと思います。


No.21 漆定盤 その2 6.jpg


No.21 漆定盤 その2 7.jpg


No.21 漆定盤 その2 8.jpg


No.21 漆定盤 その2 9.jpgSession5では毎回何かしら漆職人の定盤や引出しなどをご用意してきました。
今回は二点。


No.22-@〜E 日吉 ~使 出世猿 1.jpgNo.22-@〜E 日吉 ~使 出世猿
各バラ売り

高さ:約6.2〜9.8p
昭和


No.22-@〜E 日吉 ~使 出世猿 2.jpg杉の一刀彫り。
各小キズ程度有り。


No.22-@〜E 日吉 ~使 出世猿 3.jpg


No.22-@ 日吉 ~使 出世猿 1.jpgNo.22-@

¥24,000-(税込)

これが一番か。味良く、この手としては古手と思われる。


No.22-@ 日吉 ~使 出世猿 2.jpg


No.22-A 日吉 ~使 出世猿 1.jpgNo.22-A

¥22,000-(税込)

あたまフラット。元より烏帽子なし。かわいい。


No.22-A 日吉 ~使 出世猿 2.jpg


No.22-B 日吉 ~使 出世猿 1.jpgNo.22-B

¥23,000-(税込)

とんがり具合よし。日吉印のみ。ひょっとして今回一番の古手か。


No.22-B 日吉 ~使 出世猿 2.jpg


No.22-C 日吉 ~使 出世猿 1.jpgNo.22-C

¥20,000-(税込)

日吉出世猿の典型的造形。


No.22-C 日吉 ~使 出世猿 2.jpg


No.22-D 日吉 ~使 出世猿 1.jpgNo.22-D

¥9,000-(税込)

山王神猿の印。今回の中では若い。


No.22-D 日吉 ~使 出世猿 2.jpg


No.22-E 日吉 ~使 出世猿 1.jpgNo.22-E

¥12,000-(税込)

恐らく趣味で手作りされたオフィシャルではないもの。しかしそれなりに古くかわいい。


No.22-E 日吉 ~使 出世猿 2.jpg


No.22-@〜E 日吉 ~使 出世猿 4.jpg秘かに次のブームはコレちゃうかと目論んでいました。
こっそり集めてお鷹ぽっぽの再来や〜とか思ったりしましたが、昭和のものなのに全然数が集まりません。

ある日、業界の先輩である勝見さんのご本を読んでいましたら、「この鉈彫りの鋭さ。または目力の強さ。思わず円空仏と比べてしまう存在感。 − この何年間か求め求めて、なんとか二体を手に入れた。本当は、もっと欲しい。集めたい。」と既に書いてありました。


No.22-@〜E 日吉 ~使 出世猿 5.jpg自分の閃きと思っていたら、既に先輩の眼が先に。
自慢できるのは勝見さんより数を用意出来たことぐらいでしょうか。
ちなみにEはオフィシャルではないものですが、かわいいので。


No.23 火炎光背の様な花器 1.jpgNo.23 火炎光背の様な花器

¥38,000-(税込)

長さ:約23.2p
最大幅:約11.5p
時代不明。江戸時代といってもよい時代感はあります。


No.23 火炎光背の様な花器 2.jpg古い虫喰い跡、小欠け、亀裂有り。
花器とされる際は落としをお使いください。


No.23 火炎光背の様な花器 3.jpg火炎光背の様な花器。
こう見えて掛花入れです。

この花を活けた画像が本来の掛花入れとしての天地です。
逆自立するので立たせている画像は天地逆で撮影しています。


No.23 火炎光背の様な花器 4.jpg火炎光背の様な花器。
こう見えて掛花入れです。


No.23 火炎光背の様な花器 5.jpg


No.23 火炎光背の様な花器 6.jpg


No.23 火炎光背の様な花器 7.jpg


No.23 火炎光背の様な花器 8.jpg


No.23 火炎光背の様な花器 9.jpg


No.23 火炎光背の様な花器 10.jpg天然木の木目や肌合いを活かして花器とすることはたまに見かけるものですが、ここまで時代感とインパクトのあるものは中々かと。
花を活けると老木から新芽が出ている様な趣があります。

それにしてもぱっと見ると不動明王の火炎光背に見えるほど。
オブジェとしても、と書きかけましたが、それにしては強い宗教性の様なものすら感じさせる時代掛花入れです。


No.24 チベットの黒い木彫筒 1.jpgNo.24 チベットの黒い木彫筒

¥12,000-(税込)

高さ:約11.0p
直径:約7.0p
チベット20C


No.24 チベットの黒い木彫筒 2.jpg<厚く重なりあった煤がめくれたり残ったり、一部木地がのぞいています。
花器とされる際は落としをお使いください。


No.24 チベットの黒い木彫筒 3.jpgチベットの黒い木彫筒。
見た目はまるで漆桶。
見立て花器に。


No.24 チベットの黒い木彫筒 4.jpg


No.24 チベットの黒い木彫筒 5.jpg


No.24 チベットの黒い木彫筒 6.jpg


No.24 チベットの黒い木彫筒 7.jpgチベットの古民具は生活環境から黒い味が付きやすく、日本のものなら100年増しくらいの時代感を纏います。
古く観えますが、それ程でもないと。

こちらは小ぶりな日本の漆桶にも通じる雰囲気があると思い入手しました。
ご存知の方も多いかと思いますが、漆桶は花器の王道です。
そして比較的時代を問わないもので、適当に漆を付けた贋物まであるほどの人気です。
小ぶりなものは驚くほど高値で販売されることも。

前振りが長くなりましたが、要するにそれによく似ていてお求め易いよいものを見つけたなと思った訳です。



まだまだ、紹介続きます。
No.25〜は第三弾にて。
Stay tuned!
posted by papindo at 17:46| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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