2026年01月30日

Session5 2026年 画餅洞の出品商品紹介 第一弾 No.01〜No.14

session5 wahindo.jpg「Session5」のインスタグラム公式アカウントでも各店舗順次、出品商品の紹介をしていただいておりますが、こちらは画餅洞アカウントで紹介している画餅洞のSession5出品商品リストです。
画餅洞のアカウントで紹介している順番通りにアップいたします。

インスタでは複数枚の画像も掲載しておりますが、ブログでは画像少なめと簡単な説明になるかと。
ご興味ございましたら店頭、お電話、インスタグラムのダイレクトメッセージにてお問合せいただけますと幸いです。
会期の1週間ほど前までは、店頭での下見も可能ですので、お気軽にお声掛けください。

いよいよ、9年目9回目のSession 5が始まります。
毎年書いておりますが、今回が歴代最強の面子(当社比)です。
どうぞよろしくお願いいたします。

では、第一弾。
今回も真っ黒で。
画餅洞 All blacks!

Session 5 画餅洞出品商品 No.01〜No.14

No.01 木彫 神像もしくは神将 1.jpg神像もしくは神将。
思えばこれがきっかけでした。

No.01 木彫 神像もしくは神将

お値段はお問い合わせください。


No.01 木彫 神像もしくは神将 2.jpg高さ:約45.0p
台座最大幅:約18.0p
江戸時代か


No.01 木彫 神像もしくは神将 4.jpgお手先欠損、後世の直しか釘一本を残す。
虫喰いあり。


No.01 木彫 神像もしくは神将 7.jpg台座下部に一部穴空き。
防虫燻煙をしましたが、まだ木屑が出ます。
虫が入っているというよりは台座下部の穴空き辺りの木地が弱っているためです。


No.01 木彫 神像もしくは神将 9.jpg別冊太陽 骨董を楽しむ 25 やすらぎの仏教美術 
民衆仏のおもしろさ p.140  掲載現品。


No.01 木彫 神像もしくは神将 3.jpg本には木造男神像とありますが、頭部に神猿?と思われる造形があり、十二神将の申神(さるしん) 安底羅大将(あんてらだいしょう)の可能性もあるかと。



No.01 木彫 神像もしくは神将 5.jpg骨董を買い始めたころ、別冊太陽 やすらぎの仏教美術をパラパラめくっておりますと、民衆仏のおもしろさという小さな特集。
その型にはまらない自由でおおらかな造形を見ていると、自分は都の仏師作のピリッとした仏像より、こんな世界観に強烈に惹かれる…そんな風に思ったものです。


No.01 木彫 神像もしくは神将 6.jpg


No.01 木彫 神像もしくは神将 8.jpg今に至るきっかけをくれた、当時の私に衝撃を与えた一神の写真。
この方がそれそのもの。
四半世紀の時を経て、まさか手元にやって来られるとは。


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 1.jpg笑顔の薬師如来。

No.02 木彫 笑顔の薬師如来

お値段はお問い合わせください。


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 5.jpg高さ:約17.5p
最大幅:約15.0p
江戸時代


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 7.jpgこれといった欠損はありませんが、時代の亀裂など少しあります。煤で真っ黒にお成りです。
ひょっとしたら松でしょうか。
(仏像制作にはあまり松材は使いません。)
首の後ろ辺りに松脂と思われる樹液が付着しています。


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 2.jpg仏さまは微笑んでいるもの。
そんな風に思い込みがちですが、実際の仏さまは人智を超えたものであるがゆえ、仏像彫刻表現としてもそれほど笑顔とはなりません。
ましてや満面の笑み、となると稀なものです。


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 3.jpg初めて民間仏を主役とした全国規模の展示会「みちのくいとしい仏たち」ではこんなことが書かれていました。
みちのくの仏さまたちを調査していると、当時特に生活環境が厳しかったと思われる地域ほど非常によく笑った造形のものが見受けられる。辛く厳しい状況を生き抜くためには笑顔である必要があったのでは。という一文でした。(意訳ですが。)

No.02 木彫 笑顔の薬師如来 4.jpg


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 8.jpg


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 9.jpg


No.02 木彫 笑顔の薬師如来 10.jpg笑っててかわいい、だけではない笑顔の深さに触れていただければ。
地域につきましては、こちらの方がみちのく仏とは断言できませんが、過酷な環境下で大切にされてきたものであることは間違いないでしょう。
最高の笑顔と言っても過言ではない薬師如来さんです。


No.03 木彫 大笑い大黒さん 1.jpg大笑い大黒さん。
歯を見せながら呵々大笑。

No.03 木彫 大笑い大黒

お値段はお問い合わせください。

高さ:約17.0p
最大幅:約14.0p
江戸時代


No.03 木彫 大笑い大黒さん 4.jpg煤のめくれ、小さな当りキズ程度あります。
煤を被って真っ黒にお成りです。


No.03 木彫 大笑い大黒さん 9.jpg別冊太陽 骨董を楽しむ 25 やすらぎの仏教美術 人の世の願いを担う神ほとけ p.138  掲載現品。
かつて黒もんで名を馳せられた蝉丸さんの取り扱い品です。


No.03 木彫 大笑い大黒さん 10.jpgまた、家の神さま 鶴岡コレクションに同手の大黒さんが掲載されています p.28。


No.03 木彫 大笑い大黒さん 2.jpgこんな歯をむき出しにして大笑いする異形の大黒さんなんて唯一無二と思っていましたら、同手の同作者と思われる大黒さんが民間仏の大蒐集家 鶴岡さんのご本にも。
今となっては想像するしかないですが、この歯をむき出しに大笑いする大黒さんがなんとも験が良いと、いずこかで江戸時代に少なくとも複数体制作された様です。


No.03 木彫 大笑い大黒さん 3.jpg画餅洞 all blaccksとかふざけたキャッチでここしばらく黒い木彫民間仏を扱ってきましたが、私の中で厳選された黒もんの渋いものを扱われる骨董屋さんといえば、お会いすることは叶わなかった蝉丸さん。
この大黒さんは蝉丸さんの取り扱い品でもあります。
息子さんのKくんとセリ場でこの大黒を競り、親父の仏壇に供えたろかと思いましたが負けましたと言われた時、申し訳ないやらうれしいやらなんとも云えぬ気持ちになりました。


No.03 木彫 大笑い大黒さん 5.jpg


No.03 木彫 大笑い大黒さん 6.jpg


No.03 木彫 大笑い大黒さん 7.jpg


No.03 木彫 大笑い大黒さん 8.jpgものを選ぶ時、他人の目に寄りかかるなとは言いますが、目利きの先人達のお眼鏡に適った大黒さん。
自分が取り扱い、次の方にお渡し出来るのはやっぱりうれしいものです。


No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 2.jpgえいえいおー恵比寿さん。
こちらも笑顔。


No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 1.jpgNo.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん

¥75,000-(税込)

高さ:約18.0p
最大幅:約12.0p
江戸時代

当初は釣り竿を持っておられたかもしれませんが、今はありません。


No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 3.jpg煤を被って真っ黒にお成りです。


No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 9.jpg別冊太陽 骨董を楽しむ 25 やすらぎの仏教美術 人の世の願いを担う神ほとけ p.138  掲載現品。

見たまんまユニークな笑顔の恵比寿さんです。
No.03の大黒さんと共に別冊太陽掲載現品。

えいえいおーのポーズに見えます。
もしくは猪木のダー!か。
えいは前へ、おーは応の意。
選挙を控えている方や労働組合の方なんかにも真向きと思います。

冗談はさておき、数ある恵比寿像の中にあってひときわ面白造形と思います。
突き上げた右手に目がゆきますが、鼻のさくらんぼ状態にも注目。


No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 4.jpg



No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 5.jpg台座横の彫りはアルファベットのSのエンブレムにも見えます。
お名前がSで始まる方、車かバイクがスズキの方にも胸を張ってお勧めできる、そんな恵比寿さんです。


No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 6.jpg


No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 7.jpg

No.04 木彫 えいえいおー恵比寿さん 8.jpgNo.01からNo.03まで真面目に説明文を書いてきたのに、地が出てしまいました…。

No.05 木彫 千手観音 1.jpgNo.05 木彫 千手観音

お値段はお問い合わせください。

高さ:約19.8p
最大幅:約10.5p
江戸時代


No.05 木彫 千手観音 2.jpg首飾りのみ銅製。
うぶなりで時代の煤や埃が厚く重なっています。
お手は複数欠損。
台座の蓮弁も欠損多く、当初は光背もあったと思われます。
ただこの状態に成られてからも相当時が経っている様で馴染んでおり、個人的にはあまり気になりません



No.05 木彫 千手観音 3.jpg木彫 千手観音。
このお手。


No.05 木彫 千手観音 4.jpg初見、まさかと驚いたのは、まるで釘を打ち付けられて耐えておられる様なそのお姿。お手の表現。
なんぼ千手観音さんでもそこから手は出んでしょ。


No.05 木彫 千手観音 5.jpg怖かわいいとでもいいましょうか。

実際は木製のお手ですが、その稚拙とも思われる簡略化された作りがこの千手観音さんを特別なものとしている様に思います。
非常に薄くさっぱりとしたお顔もなんとも思わせぶり。一体どんな処でどんな人々の気持ちを受け止めてこられたのか…。


No.05 木彫 千手観音 6.jpg


No.05 木彫 千手観音 7.jpg


No.05 木彫 千手観音 8.jpg


No.05 木彫 千手観音 9.jpg


No.05 木彫 千手観音 10.jpg


No.05 木彫 千手観音 11.jpg


No.05 木彫 千手観音 12.jpg


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 1.jpgNo.06 木彫 合掌地蔵菩薩

お値段はお問い合わせください。

高さ:約10.7p
最大幅:約5.5p
江戸時代


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 2.jpg古い亀裂や時代汚れはあります。


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 6.jpgひょっとしてリバーシブル?と見える簡素な彫りが背面にもあります。
元は光背があった、というわけでもなさそうです。


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 8.jpg底に前所有者の管理番号0-11もしくは11-0とシールが残っています。



No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 3.jpg民間仏はキリがないからもう止めておこうと思ってたけど、コレはもらっておこうと30年ほど前におっしゃったとか。

故 大久保 裕司 氏 旧蔵。


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 4.jpg所載品ではないため、それを保証することは出来ません。
当時大久保さんにお売りになり再び入手された先輩の弁です。
「古玩唯心」などの著書、
また2024年に愛知県豊田市民芸館 特別展 「或る賞鑑家の眼 −大久保裕司の蒐集品−」が開催されたことでご存知の方も多いでしょうか。


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 5.jpg


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 7.jpg



No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 9.jpgこのTHE民間仏な造形感、かわいらしさ、自然な味、黒さ。
今回のSession 5のレギュラーに迎えるべく必勝態勢で競りに挑みました。
簡略化されているのにどこか愛らしさがあり、味があるのに清潔感の様なものすら感じる、そんなものに出会ったらそれは少々無理をしても入手した方が良いと、決めています。
コレがそれです。


No.06 木彫 合掌地蔵菩薩 10.jpg落札後に出品されていた先輩から先の話を聞きました。
自分の眼で選んだつもりでしたが、さすが先輩、そして大久保さん…。
15年ほど前はメジコレ会場にも遊びに来られたり。
数々の骨董界のレジェンド達との交流が有名ですが、ご本人もまたレジェンドとなられました。


No.07 木彫 獅子狛犬一対 1.jpg木彫 獅子狛犬一対。
一匹はロボット犬。


No.07 木彫 獅子狛犬一対 2.jpgNo.07 木彫 獅子狛犬一対

お値段はお問い合わせください。

高さ:約11.0〜11.5p
最大幅:約5.5p
奥行(長さ):約9.0p
江戸時代


No.07 木彫 獅子狛犬一対 3.jpg時代の小当たりキズはあります。
商品名を獅子狛犬一対としておりますが、ロボット犬の様な方は事情は判りませんが彫りかけの未完成品がそのまま伝世したと推測しております。
ゆえに、不思議なカクカクとした造形を残しているのではと。
正確には両方とも狛犬の可能性が高いですが、結果的に面白い一対となっています。



No.07 木彫 獅子狛犬一対 4.jpg状態欄にも書きましたが、一匹は彫りかけ未完成のままなぜか伝世し、ペアになったと推測しております。
キャシャーンがやらねば誰がやる!の犬に似ているなと思いましたが、古いですか…。


No.07 木彫 獅子狛犬一対 5.jpg


No.07 木彫 獅子狛犬一対 6.jpg


No.07 木彫 獅子狛犬一対 7.jpg


No.07 木彫 獅子狛犬一対 8.jpg

No.07 木彫 獅子狛犬一対 9.jpg


No.07 木彫 獅子狛犬一対 10.jpg


No.07 木彫 獅子狛犬一対 11.jpgそれにしても良い処で彫るのを止めたものだと。
デフォルメされた面白味を感じます。
最後まで彫っていたなら、そんなにムキになって落札しなかったかもです。
Session 5には毎回獅子狛犬を出品しておりますが、今回も自己満足感高々の胸を張ってご紹介できるものが用意できたかと。


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 1.jpgNo.08 天然木厨子に地蔵菩薩

お値段はお問い合わせください。

高さ:約13.8p
最大幅:約7.0p
江戸時代


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 2.jpg厨子に虫喰い、亀裂など有り。
本体地蔵菩薩お手先などに小欠け有り。
がっしりはまっており、触ると少し動きますが外せません。


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 3.jpg天然木厨子に地蔵菩薩。
仏教とアニミズムの融合。


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 4.jpg仏さまの厨子もいろいろですが、なぜこの厨子である必要があったのか…。
後から何となく入れたと云うより、当初からこの落ちていた枝の様な材が必然であったと思われます。


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 5.jpg


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 6.jpgあらゆる自然に魂が存在するという19世紀の人類学者タイラーの説よりも遙かに古くから、仏教では悉有仏性(しつうぶっしょう)生きとし生けるものはすべて仏性を備えているという考えがありました。
この説がリアルに形になって目の前に現れた、そう思いました。


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 7.jpg


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 8.jpg


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 9.jpg


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 10.jpg


No.08 天然木厨子に地蔵菩薩 11.jpgいつの日かのとっておきと思い、永らく隠し持っておりましたが、今回。


No.09 鬼神像 1.jpgNo.09 鬼神像

お値段はお問い合わせください。

高さ:約17.5p
最大幅:約8.3p
江戸時代か、もう一つ古い可能性も。


No.09 鬼神像 2.jpg台座に欠け、虫喰い有り。
本体に時代の亀裂等有り。
持物欠損。元は斧を持っていたかもしれません。
昔の何かの骨董本に掲載されている様ですが未確認です。



No.09 鬼神像 3.jpg持物欠損、ちょっと半笑いみたいな表情で何様か判りにくくなっておりますが、おそらく修験道の祖、役小角に使役し斧を持って道を開く前鬼後鬼の前鬼と思われます。
また時代は違いますが北野天満宮が所蔵する道祖神鬼神像にも造形は似ています。
諸々推測でしかありませんので便宜上、鬼神像としました。


No.09 鬼神像 4.jpg


No.09 鬼神像 5.jpg


No.09 鬼神像 6.jpg


No.09 鬼神像 7.jpg


No.09 鬼神像 8.jpg


No.09 鬼神像 9.jpg


No.09 鬼神像 10.jpg


No.09 鬼神像 11.jpg


No.09 鬼神像 12.jpg木地成りで愛らしい素朴な像容。
そもそもこの世に残存する数が少ない鬼神像。
こんな愛らしい鬼は稀かと。


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 1.jpgNo.10 厨子入り 三十三仏 陶板

¥90,000-(税込)

高さ:約15.7p
幅:約9.6p
奥行:約3.0p
江戸時代か?


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 2.jpg厨子入り 三十三仏 陶板
3は聖数。


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 3.jpg本体は日本のものとは限らないと思います。
お厨子が日本で作られ伝世したことは間違いなさそうですが、本体の陶板が産地不明です。
チベットやタイの古いものにも見えます。
古くに日本に伝来し、日本で厨子を作られ大切にされてきた…そういった可能性もあるかと。
陶板に古い亀裂、お厨子屋根角に古い欠け有り。


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 4.jpg


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 5.jpg


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 6.jpg


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 7.jpg


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 8.jpg観音さんの三十三の変身など
仏教における重要な聖数、3。
その世界観が素朴な陶板となっています。
少しひょろ長い仏像の表現はチベットやタイのものとも観えますが、日本でよいかと思える処も多く、未だに悩んでおります。
お厨子は日本で作られたもので間違いなさそうです。


No.10 厨子入り 三十三仏 陶板 9.jpgどちらの出自であろうとも、ここに至る物語性を静かにたたえた三十三仏。
曼荼羅しかり沢山の仏さまが整然と並ばれると世界観は強まるのに軽やかさの様なものをなぜか感じるのは私だけでしょうか。


No.11 木彫 三猿 1.jpgNo.11 木彫 三猿

お値段はお問い合わせください。

高さ:約12.0〜12.5p
幅:約6.5p
江戸〜明治ごろ


No.11 木彫 三猿 2.jpg木彫 三猿。
不見、不聞、不言。

見猿、聞か猿の頭部に亀裂有り。
言わ猿の胸と腰に虫喰い穴。
三猿脚先に欠け有り。
拭き上げられた艶のある赤味の木味です。
合箱付き。


No.11 木彫 三猿 3.jpgいつも悩むのがその並び。
一般的に見ざる言わざる聞かざると言いますが、これは日光東照宮の並びの影響でしょうか。


No.11 木彫 三猿 4.jpg


No.11 木彫 三猿 5.jpg


No.11 木彫 三猿 6.jpg


No.11 木彫 三猿 7.jpg


No.11 木彫 三猿 8.jpg


No.11 木彫 三猿 9.jpg


No.11 木彫 三猿 10.jpg


No.11 木彫 三猿 11.jpg論語由来ですと、不見、不聞、不言。
江戸時代流行の青面金剛庚申講でも大体その並び。
しかし画像検索してみると、センターに見猿が居る古い木彫像が出てきたりと、順番どうでもええんかい…と悩まされます。
しまいには各国に伝播して諸説紛々。
一体加えた四猿、せ猿、思わ猿なんてのもあります。
この広がり具合の果てしなさが教科書通りにはゆかない民間信仰の面白さ。


No.11 木彫 三猿 12.jpg先人達の深い人生教訓に触れつつ、商品説明は木味の良いかわいいお猿さんです、と簡単に締められそうな…。


No.12-14 如意輪観音.jpgNo.12〜No.14 如意輪さん 三連投。

今回は大好きな如意輪さんで、石、銅、木と素材違いで三仏ご用意出来ました。


No.12 石造 如意輪観音 1.jpgNo.12 石造 如意輪観音

お値段はお問い合わせください。

高さ:約10.5p
最大幅:約8.0p
江戸時代


No.12 石造 如意輪観音 2.jpg石造です。
台座右側面に古い欠け有り。馴染んでいてあまり気になりません。
そのほか、小キズ、時代汚れ有り。


No.12 石造 如意輪観音 3.jpg


No.12 石造 如意輪観音 4.jpg


No.12 石造 如意輪観音 5.jpg


No.12 石造 如意輪観音 6.jpg


No.12 石造 如意輪観音 7.jpg


No.12 石造 如意輪観音 8.jpg底面に接着跡か、漆の様な素材が2ヶ所残っています。


No.12 石造 如意輪観音 9.jpg個人的に観音さんの中で最も好きな如意輪さん。
ゆったりと寛いでおられる様に観えて実は思いにふけっておられる(思惟)、想うがままの(如意)現世のわがままを聞いてくださる有り難い方。


No.12 石造 如意輪観音 10.jpg元々ほかの観音さまより尊像は少なく、ましてや民間仏といってもよい緩やかな作りの方は稀。
更に石造で小ぶりで稀、の稀尽くし。

と書くと随分安っぽい文章になってしまいますが、探しても見つかるものではありません。


No.13 古銅 如意輪観音 1.jpgNo.13 古銅 如意輪観音

お値段はお問い合わせください。

高さ:約3.8p
最大幅:約2.7p
鎌倉〜室町時代


No.13 古銅 如意輪観音 2.jpg古銅 如意輪観音。
一面二臂、古手です。

古銅小仏。
赤銅です。
時代のスレや汚れはありますが、これといったキズや直しはありません。



No.13 古銅 如意輪観音 3.jpgほかの出品物とは主旨が違うと思われる方もいらっしゃるかと。
民間仏とは言えない古手の正統派古銅仏です。
貴人の念持仏だったのでしょうか。
小仏ながら銅の抜けも良く、品格の高いものです。


No.13 古銅 如意輪観音 4.jpg


No.13 古銅 如意輪観音 5.jpg


No.13 古銅 如意輪観音 6.jpg


No.13 古銅 如意輪観音 7.jpg


No.13 古銅 如意輪観音 8.jpg


No.13 古銅 如意輪観音 9.jpg先にも書きましたが、個人的にも大好きな如意輪さん。
残るようなら自分のものに…。


No.14 木彫 如意輪観音 1.jpgNo.14 木彫 如意輪観音

¥60,000-(税込)

高さ:約10.5p
最大幅:約6.5p
江戸時代


No.14 木彫 如意輪観音 2.jpg木彫仏。
小さな当りキズはありますが、木味、状態の良い一尊です。
如意輪観音は祀られる宗派やその性質からも現存するものは正統仏師作のものがほとんどで、民間仏よりの作行のものは数少ないものです。


No.14 木彫 如意輪観音 3.jpg


No.14 木彫 如意輪観音 4.jpg


No.14 木彫 如意輪観音 5.jpg


No.14 木彫 如意輪観音 6.jpg


No.14 木彫 如意輪観音 7.jpg


No.14 木彫 如意輪観音 8.jpg


No.14 木彫 如意輪観音 10.jpg如意輪さん三連投。
最後は木彫で。

一面二臂の如意輪さんは古手のものが多いと聞きますが、民間作だとどうでしょうか。
半跏思惟の相は如意輪さんだけの特徴。
その緩やかなスタイルと民間仏としての造作は相性が良いと思いますが、先にも書きました様に、民間仏の如意輪さんは少ないものです。


No.12-14 如意輪観音.jpg今回は大好きな如意輪さんで、石、銅、木と素材違いで三仏ご用意出来ました。


No.15 藤原盆 その1 No.16 藤原盆 その2.jpg藤原盆 2種
No.15 藤原盆 その1
No.16 藤原盆 その2


No.15 藤原盆 その1 1.jpgNo.15 藤原盆 その1

¥48,000-(税込)

直径:約23.5〜24.0p やや小ぶりです
江戸〜明治ごろ


No.15 藤原盆 その1 2.jpg時代味の強い小ぶり丸盆。


No.15 藤原盆 その1 3.jpg表面だけの亀裂、小欠け、時代汚れ有り。
平らな所に置くと若干のガタつき。


No.15 藤原盆 その1 4.jpg群馬県利根郡水上村大字藤原で作られた藤原盆。
古くから木地ものの生産地でしたが、江戸寛保二年(1742年)、領主の指導もあり藤原盆が生まれたと云われています。
数ある盆の種類の中でも産地が明確なものです。

今のみなかみ町は日本地図で見るとまさに日本のど真ん中のような場所。
好きなお盆で今までそれなりの数を扱ってきたつもりですが、過去一の味っぽさ。
時代汚れや摩耗も含め魅力を感じます。


No.15 藤原盆 その1 5.jpg


No.15 藤原盆 その1 6.jpg


No.15 藤原盆 その1 7.jpg


No.15 藤原盆 その1 8.jpg


No.15 藤原盆 その1 9.jpgここ数年木地盆ブームといってもよいほど各種盆が注目されてきましたが、これには卒業された旧メンバー含め目白コレクションに出店していた業者たちの活躍があると私は個人的に考えています。
そして藤原盆。
もう手遅れかもしれませんが、流行にならないで(買えなくなるから)と願い続けて今に至ります。


No.16 藤原盆 その2 1.jpgNo.16 藤原盆 その2

¥35,000-(税込)

直径:約26.5〜28.8p
江戸〜明治ごろ


No.16 藤原盆 その2 2.jpgこちらは漆塗半月盆。


No.16 藤原盆 その2 3.jpg側面、上部に欠け、そのほか時代汚れ、小欠け、漆めくれなど有り。
平らな所に置くと若干のガタつき。


No.16 藤原盆 その2 4.jpg


No.16 藤原盆 その2 5.jpg


No.16 藤原盆 その2 6.jpg


No.16 藤原盆 その2 7.jpg


No.16 藤原盆 その2 8.jpg


No.16 藤原盆 その2 9.jpg


No.16 藤原盆 その2 10.jpg中央に花弁の様な彫りが入るものは稀少です。
ご存知の方も多いと思いますが、真ん中に向けてノミ跡を菊花の様に残すのが藤原盆の特徴。
本品はそれに加え、一手間、真ん中に小さく彫りが入っています。
あ、珍し、と小さな声が漏れてしまいましたが、何が珍しいのか悟られる訳にはゆきません。
無事、落手いたしまして今回のSession5に。


まだまだ、紹介続きます。
No.15〜は第二弾にて。
Stay tuned!

posted by papindo at 17:29| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。