2025年09月30日

2025年 秋 目白コレクション 画餅洞の出品商品紹介 No.01〜No.14 とNo.なし

2025 at meji.jpg開催が近づいてきました。
2025年 秋 目白コレクション。

インスタグラムの画餅洞アカウントで紹介している目白コレクション2025秋 出品商品リストです。

インスタでは複数枚の画像も掲載しておりますが、ブログではちょっと画像少なめです。
ご興味ございましたら店頭、お電話、インスタグラムのダイレクトメッセージにてお問合せいただけますと幸いです。

<2025年 秋 目白コレクション>

2025年
10月11日(土)12:00〜18:00
10月12日(日)10:00〜16:00

販売展示会/入場無料

会場:目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル1F(半地下フロア)
JR山手線 目白駅から徒歩1分

2025年 秋 目白コレクション 画餅洞の出品商品紹介 No.01〜


No.01 志野織部徳利 1.jpgNo.01 志野織部 徳利残欠

売約済み。sold.

高さ:約14.5p
最大胴径:約11.5p

江戸初期ごろ


No.01 志野織部徳利 2.jpg窯跡発掘と思われます。
補修はありません。
ひしゃげているものの、欠損少なく直水も張れます。


No.01 志野織部徳利 3.jpg上部の穴は花器とする為に後世開けられた可能性。
くっつき跡、ニュウなどもありますが、陶片とは呼べないほど全体を残しています。


No.01 志野織部徳利 4.jpg先日買取りに伺ったお客さまのお祖父様のコレクションだったと聞いております。
(ご本人、お父様、お祖父様の三代骨董好き。)
これは良いものだからと生前おっしゃっていた様ですが、全く同意。


No.01 志野織部徳利 5.jpg鉄絵の発色良く、生き生きと描かれた柳と笹の組み合わせもちょっと珍しく、これで真っ直ぐに形を成していたならちょっとしたモノだったと思います。
そうは書きながら、このひしゃげっぷりが気に入ったところでもあるのですが。


No.02 木彫 流れ狛犬 1.jpgNo.02 木彫 流れ狛犬

お値段はお問い合わせください。

高さ:約16.0p
長さ:約12.5p

南北朝ごろ


No.02 木彫 流れ狛犬 2.jpg全体的に流れてつるんとしています。
しっぽなど欠損。
虫喰い跡、へこみなどありますが、現在は木屑など出ない安定した状態です。


No.02 木彫 流れ狛犬 3.jpg


No.02 木彫 流れ狛犬 4.jpg


No.02 木彫 流れ狛犬 5.jpg最初にも書きましたが、小ぶりな狛犬として個人的に理想的な姿形です。
流れながらも愛らしさみたいなものを残し、いろいろあったであろう歳月の過酷さを感じさせないやわらかさ。
昔は守護霊獣だったけど、今はこんな感じで、という時の作る姿形に滅法弱いのです…。
結果的に東京の大きな競り市で追いかけ過ぎてしまいましたが、私より評価してくださる方がきっといらっしゃると信じて。


No.03 木彫 猫虎みたいな狛犬 1.jpgNo.03 木彫 猫虎みたいな狛犬

お値段はお問い合わせください。

高さ:約22.5p
長さ:約22.0p

室町〜江戸ごろ


No.03 木彫 猫虎みたいな狛犬 2.jpgお顔直し。しっぽなど欠損。お腹に一部彩色を残す。
直されてむしろ面白くなった稀な例と思っております。
頭は一度外されて付け直されています。
材質は合うので頭全体を作り直したとは言い切れません。
猫みたいな耳はその時の後補でしょう。


No.03 木彫 猫虎みたいな狛犬 3.jpg鼻先に木屎(こくそ)の補修、背中のへこみも木屎で埋められています。
非常によく詰まった木目です。


No.03 木彫 猫虎みたいな狛犬 4.jpg


No.03 木彫 猫虎みたいな狛犬 5.jpg狛犬ですが、猫か虎に近い変な顔。
推測ですが、元々面白顔だったものが修復されてなおユニークに、といったところでしょうか。
後世、後付けの耳の造形は、そうじゃないやろ、とツッコみたくなる形に。
しかし木目の詰まり具合などは決して下手とは言えないもので、非常に良い材を厳選して制作されたものと一目で判ります。
この木目のあまりの良さに思わず時代鑑定を一つも二つも古くしたくなる気持ちも。

No.03 木彫 猫虎みたいな狛犬 6.jpgNo.2の狛犬しかり、こちらもまた代えの効かないこの世にただ一つかと。


No.04 興福寺 千体地蔵菩薩立像 1.jpgNo.04 興福寺 千体地蔵菩薩立像
お値段はお問い合わせください。

本体高さ:約19.3p
台座含む長さ:約24.0p

平安末〜鎌倉初期ごろ

台座は当店にて合わせたものです。


No.04 興福寺 千体地蔵菩薩立像 2.jpg欠損して流れた部分が多いです。
画像をご覧ください。
背面も削れて全体的に薄くお成りです。


No.04 興福寺 千体地蔵菩薩立像 3.jpg大きさ比較の為、定番の10pクラスの元興寺千体仏と並べた画像を載せておりますが、そちらは別の販売商品で本品には付随しません。


No.04 興福寺 千体地蔵菩薩立像 4.jpg興福寺に伝わる千体地蔵菩薩。
本体20p弱と大きさもあり、平安末〜鎌倉初期ごろと時代も明確。

廃仏毀釈により民間に流出した仏さまの中でも比較的、判り易い仏さまと思います。


No.04 興福寺 千体地蔵菩薩立像 5.jpgしかしこのサイズのものは作られた数が少なかった為か、10pクラスのものより極端に目にすることがない様に思います。
40pクラスのものより見かけない気すらします。


No.04 興福寺 千体地蔵菩薩立像 6.jpg状態は決して良いとは言えませんが、放たれる力に翳りは感じません。


No.05 隅入盆 1.jpgNo.05 隅切盆

お値段はお問い合わせください。

縦 ✕ 横:約29.5p ✕ 約24.0p
高さ:約4.7p

室町〜江戸初期ごろ

※画像に写っている八鈷鈴と古銅獅子のご紹介はまた後日


No.05 隅入盆 2.jpg器物の置き跡、漆剥がれ、亀裂などがありますが、これ以上広がる心配はなさそうです。
座りにガタつきなく全体的にしっかりとしており、使っていただける状態です。


No.05 隅入盆 3.jpg製作技法的に根来とは言えないかもしれませんが、中世、室町まで時代が上がるものとご専門の方からご教示いただきました。
詳しいことをお知りになりたい方は、DMまたはお電話にて。


No.05 隅入盆 4.jpg古格ある隅切盆です。
脚の付け方は春日盆のそれと共通です。


No.05 隅入盆 5.jpg激しい赤黒の景色が出た根来はもちろん魅力的ですが、それ以外の一見地味な本品の様な中世の盆はまだまだ見過ごされている様に思います。
何を置いても合うとは申しませんが、手強さもまた所有する楽しみかと。


No.06 春日盆 1.jpgNo.06 - @ABC 春日盆 
手力盆、隅入盆とも。


No.06 春日盆 2.jpg盆と表記しますが、本来はお供物台として作られたため飾り台として重宝なものです。


No.06 春日盆 3.jpg好きでいつも店頭に置く様にしてきましたが、さすがに年々入手が難しくなってきました。
見比べていただけるこの機会にお気に入りの一枚を見つけていただけましたら。


各バラ売り。
小さいものから順にご紹介。


No.06 1-1  春日盆.jpgNo.06 - @
¥36,000-

縦 ✕ 横:約19.5p ✕ 約25.5p
明治ごろ


No.06 1-2  春日盆.jpg後世に漆を塗られた様です。
ガタつきなし。
今回の中で最も小ぶりで、このサイズのものは残存する数が少なめです。



No.06 2-1  春日盆.jpgNo.06 - A
売約済み。sold.

縦 ✕ 横:約24.8p ✕ 約31.7p
明治ごろ


No.06 2-2  春日盆.jpg今回の四枚の中でひときわ味の良いものです。
奈良でもこれくらいのものは、もうほとんど見かけなくなりました。


No.06 3-1  春日盆.jpgNo.06 - B
¥39,000-

縦 ✕ 横:約27.5p ✕ 約37.5p
明治ごろ


No.06 3-2  春日盆.jpg置き跡、シミがありますが、木目はきれいに出ています。
脚の付け根に1ヶ所直し有り。


No.06 4-1  春日盆.jpgNo.06 - C
売約済み。sold.

縦 ✕ 横:約34.0p ✕ 約43.2p
明治ごろ


No.06 4-2  春日盆.jpg若干の当たりキズ有り。
今回の中では最も大きく、このサイズは残存する数が極端に少なくなります。
近年はお煎茶の方にも注目されている大型の一枚。


No.07 白丹波小壺 1.jpgNo.07 白丹波 小壺

¥35,000-

蓋含む高さ:約12.5p
最大胴径:約12.0p
江戸末〜明治ごろ


No.07 白丹波小壺 2.jpg蓋は当初からのものの様に思いますが、後補の可能性も有り。
本体口縁にソゲキズ、本体口縁と高台に目跡剥がしのキズ、蓋に欠け、ソゲなど有り。
直水を張って花器としてお使いいただけます。


No.07 白丹波小壺 3.jpgメジコレ前は恒例となった?お客さんに泣きついて何かを出してもらうという当店の仕入れ。
15年ほど前に丹波のうるか壺を10ほど並べるという店内小企画展の際お買い上げいただいたこちらを戻していただきました。


No.07 白丹波小壺 4.jpg


No.07 白丹波小壺 5.jpg


No.07 白丹波小壺 6.jpgこぶりでころんと可愛らしく、指跡と思われる胴部の景色がなかなかです。

自分で売って、また買い戻して、今回も良い仕入れだと自己肯定感を上げて満足感を満たして、一体全体何をしているのかとも少し思いますが良い白丹波です。


No.08 黒い三耳壺 1.jpgNo.08 黒い三耳壺

売約済み。sold.

高さ:約19.0〜20.0p
最大胴径:約19.5〜20.0p
鎌倉時代。常滑か。


No.08 黒い三耳壺 2.jpg口縁、三耳の部分は意図的に当時欠いたものと思われます。
手取りはかなりどっしりと重め。


No.08 黒い三耳壺 3.jpg


No.08 黒い三耳壺 4.jpg直水はじわりと漏れます。花器とされる際は落としをお使いください。
高台内外、ブラックライトやルーペも使い補修を疑いましたが確認出来ませんでした。
直しは無いと書きたいところですが、直しが無いことはそう無いという観点から、あるかもしれない程度とご了承ください。


No.08 黒い三耳壺 5.jpg雰囲気がとにかく好い。時代は中世 鎌倉か。珠洲か渥美だったらええなとか思ってみたり。とりあえず買ってみないと始まらないと落札してみたものの、産地で悩んで、結局ちょっとイレギュラーな黒い常滑三耳壺か、と。

しかし、産地でがっかりするというのも変な話です。
そもそも外見に惹かれたのだから、出生はどこであろうとも。
この黒く渋い中世の壺の魅力に惹かれる方に。


No.09 鶏龍山徳利 1.jpgNo.09 鶏龍山徳利

お値段はお問い合わせください。

容量:約2合半
高さ:約13.0p
最大胴径:約10.5p
李朝初期ごろ


No.09 鶏龍山徳利 2.jpg


No.09 鶏龍山徳利 3.jpg首から上は全て銀直し。
他に補修はありません。
一部釉剥がれ有り。これ以上広がる心配はなさそうです。高台付近などにカセあり。
油臭はなく、すぐに酒器としてお使いいただけます。
合箱付き。


No.09 鶏龍山徳利 4.jpg


No.09 鶏龍山徳利 5.jpg


No.09 鶏龍山徳利 6.jpg


No.09 鶏龍山徳利 7.jpg最後の画像2枚はお酒を入れた肌の変化した状態です。
イメージで添えた古唐津盃は別売りで、本品には付随しません。

しばらく前のメジコレに持参し、しばらくの間海外にてお酒で育てられ、この度当店に帰って来た鶏龍山 徳利。
首上は全て銀直しとなっておりますが、ころんとした体に鉄絵のぐりんとした伸びやかさは評価していただけるかと。


No.09 鶏龍山徳利 8.jpg容量 約2合半とサイズも好く、上まで残っていたなら自分などには縁がなかったと思っております。
以前扱った時より、肌合いはしっとりとした様で、使われて好くなって帰って来た、そんな印象です。


No.10 - No.14 小品いろいろ.jpgNo.10 〜 No.14 小品いろいろ。
会期も迫ってまいりました。
駆け足で。


No.10 木彫 化仏 1.jpgNo.10 木彫 化仏
売約済み。sold.
長さ:約6.0p
江戸時代

かわいいです、の一言。
自立はしません。画像ではねり消しを使って立たせています。


No.10 木彫 化仏 2.jpg


No.11 古銅 八鈷鈴 1.jpgNo.11 古銅 八鈷鈴
売約済み。sold.
高さ:約13.0p


No.11 古銅 八鈷鈴 2.jpg上下の作り、地金に違いがあります。後世に付けられた可能性有り。
爪三本折れ。


No.11 古銅 八鈷鈴 3.jpg舌有り。好い音がします。


No.11 古銅 八鈷鈴 4.jpgいろいろ謎です。

江戸より古い室町くらいはありそうです。
日本のもので八鈷鈴は見当たりません。しかし日本のものに見える…。ならば相当珍しいのですが…。
チベットなどのものには八本爪が見受けられます。これもそうなのでしょうか?相当使い込まれたと見えて鬼目などはつるつるです。
中世に伝世したのでしょうか?
不明とさせていただきますが中世の香り。


No.12 木彫 逆立ちねずみ 1.jpgNo.12 木彫 逆立ちねずみ
売約済み。sold.
長さ:約12.0p
明治〜昭和初期ごろ

しっぽ先に少々欠けがありますが、気になりません。

壁に持たれ掛けさせて、逆立ちねずみ。


No.12 木彫 逆立ちねずみ 2.jpg


No.13 木彫 観音菩薩 トルソー 1.jpgNo.13 木彫 観音菩薩 トルソー
売約済み。sold.
高さ:約10.0p
江戸時代


No.13 木彫 観音菩薩 トルソー 2.jpg背中に数字札有り。修復などで外されたのでしょう。

衣紋は浮いていますが一木から削り出された様。


No.14 古銅 獅子 1.jpgNo.14 古銅 獅子
¥48,000-
長さ:約5.8p
室町〜江戸時代


No.14 古銅 獅子 2.jpg元は香炉などのつまみが外れたものと思われます。


No.14 古銅 獅子 3.jpgむっちり可愛いですが、鏨も丁寧。
筆架にも。


No.なし 古銅仏 木彫仏 いろいろ.jpg黒い木彫仏と古銅仏

わひんさんが黒いの無しでは寂しいわ、とお客さんから。
そんならやっぱり持って行きますということで。
木彫仏と古銅仏の小品を集団で。

画餅洞allblacks

既に梱包済みなので、詳細はあやふやです。
会場にて。


皆さまに会場でお目にかかるのを楽しみにしております。

※画餅洞の目白コレクション出品商品につきましては、会期後通販を受け付けております。
会場には行けないがなんとか欲しい思われるものがございましたら、インスタグラムでのDM、お電話、店頭にてお気軽にお申し付けください。
会期後残っていた際は、優先的にお声かけさせていただきます。
posted by papindo at 16:52| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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