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いつも真っ黒なので、今回はちょっと光ってゆこうかなと。
2025年 春 目白コレクション 画餅洞の出品商品紹介 No.01〜No.24

¥330,000- (税込)
高さ:約36.0p
口径内寸:約12.5p
最大胴径:約27.0p
李朝時代後期ごろ。
箱なし。

胴下部に横に伸びる17pほどのニュウ。
高台に小さな穴あき。直水はここから染みます。
大きさもあるため花器とされる場合は落としをお使いください。
どうしても直水をなみなみと張りたい方はニュウと小穴を内側から留める必要があります。
(簡単に留められそうです。)


私観ですが今まで見た中で最も提灯の形をしています。
提灯壺と云うくらいですから、当たり前の様と思われるかもしれませんが…。
メジコレのネタ不足で困っていたので、宣言通りお客さんに泣きついて一つ譲っていただきました。
最近なかなか買えなかったので有難いことです。

¥290,000- (税込)
高さ:約30.0p
最大幅:約28.0p
最大奥行:約16.0p
室町時代ごろ。

文章で書くと随分ひどい状態の様に思われるかもしれませんが、全体的に丸くなり愛嬌が増したと個人的には思っております。


欠損はむしろ丸みと愛嬌を増した様。
笑っている様に観えるのは私だけではないでしょう。

¥22,000- (税込)
容量:約二合。口先下まで入れた容量。
口縁近くなみなみ入れると二合半ちょい。
酒切れは良くも悪くもなく、ほどほどといった処です。
口先含まずの口径:約13.5p
高さ:約8.5p

ニュウが3本あり、その内2本に染みが育っています。
他に欠けなどはなさそうです。


この手のニュウの染みは味の内、容量も約二合と頃合いです。
とりあえずこれさえあればと思わせる、地味ながら得がたい酒器かと。

¥55,000- (税込)
直径:約31.2〜32.0p
高さ:約4.0〜4.5p

焦げ跡、へこみなどもありますが、この手のものとしては非常に味の良いものと思っております。

韓国 済州島。

裏の面取りも好ましく、よく使われたというか酷使された様で味も上々。

売約済み。sold.
高さ:約17.0p


南北朝〜室町ごろ。

一光三尊と呼ばれ、真ん中に阿弥陀如来、脇に観音菩薩と勢至菩薩を一つの光背の中に配置します。
この脇の方のどっちがどっち判断がなかなか難しいのですが、宝冠にうっすら化仏と思われる彫りが確認出来ますので観音菩薩としました。水瓶なら勢至菩薩です。
独特なお手の会わせ方は印というより、古来、宝珠を持っていた名残と聞きます。
一尊だけにおなりですが、すっと伸びた立ち姿は凛々しく。

振り出し 小壺3点。
a平、伊万里、瀬戸。各バラ売り。

売約済み。sold.
高さ:約11.0p
江戸末〜明治ごろか。
箱なし。
高台内に1ヶ所にソゲキズ有り。

a平にしては手取り重めです。
遊びで呑めなくもないかと。

売約済み。sold.
高さ:約8.0p
江戸後期ごろ。

これといったキズはありません。
一輪挿しにしてもよい、あか抜けたものです。

¥15,000- (税込)
高さ:約7.5p
江戸末〜明治ごろ。
口縁にへこみがありますが釉が乗っています。
これといったキズはありません。

この形と瑠璃釉は相性がよいです。
以上、振り出し小壺3点、どれもすっきりとあか抜けたものと思います。

¥44,000- (税込)
台座含む高さ:約11.8p
台座最大幅:約8.5p

鼻先、頭頂部に欠損有り。
光背も失われております。
台座には金箔を一部残します。
尊像は台座から簡単に外せます。


願いも何でも叶えてくれるというのがまた有り難く。
欠損等ございますが、元の彫りが良いからか、痛々しさは感じません。

¥55,000- (税込)

縦幅:約8.2p
一部甘手。
ジカンにしみがはいっている部分あり。
口縁に釉抜けや製造時からの小さなへこみはありますが、あとからできたキズといえるものはないと思います。

江戸前期〜中期ごろ(1650〜1670年代)

普段キズも味の内、歳月を経た結果とか言ってモノを扱っている身としては…。
柴田コレクションにも同手が載っておりますが、曳舟の染付部分はなかったので、こっちの方が上手とかちょっと思ってみたり。
改まった一席で使いたい一枚。
古染付の向付などと合わせても遜色ないかと。

売約済み。sold.
長さ:約48.0p
最大径:約6.0p

使用によるスレや汚れ、小さな虫喰い穴が少しありますが、良い状態と思います。
スウェーデン 19世紀(1801年.6)。

これもまた民藝好きの琴線に触れるものと思いますがいかがでしょうか。
結婚の際に新郎から新婦に送られることもあり、年号を入れるようです。

見立ての花器としても面白そうです。

鍍金 金銅仏。
唐時代。
4点各バラ売り。

売約済み。sold.
唐木の台座含む高さ:約4.3p
前面によく鍍金を残す。

如来や菩薩の周りを荘厳する山神。

¥80,000- (税込)
高さ:約4.7p

念持仏とするのにふさわしい小仏。

¥100,000- (税込)
高さ:約7.6p

像容は優しく穏やかな印象。

¥120,000- (税込)
高さ:約9.8p

全体的に程良く鍍金を残す。
出土金銅仏と云えばこのお姿。
流れる様な。

バラ売りです。

中には木彫の阿弥陀さま。
¥220,000- (税込)
高さ:約18.0p
台座径:約6.5〜7.0p

開閉します。
一部鍍金を残す。


こちらもかなり長くここにおられる様ですが、元々なのかは不明(固定されています)。
江戸時代(蓮華厨子の上部のみ一時代古い可能性)。

蓮華の中に仏さまとは。
先にも書きましたが、下の台座は後補と思われます。
阿弥陀さまもお似合いですが、元々なのかは不明。
鍍金仏などを収めたくなりますが、それはお客さまにお任せしたいと思います。

¥110,000- (税込)
高さ:約31.0p
最大幅:約17.8p

亀裂、欠損などありますが、ボロボロと崩れる様な感じはしません。
木屑もほとんど出ず安定はしています。
江戸時代。

骨董業界ではこのような状態を、流れたと表現します。
ゆるい、ボロいと揶揄されそうですが、これがよいという同好の方も少なからずいらっしゃるかと。
芯を残した木取りはひょっとすると倒木した御神木などから生み出された意味のある作りとも観えます。


売約済み。sold.
高さ:約29.5p

直水を張って花器としてお楽しみください。
フランス19世紀ごろ。


和骨董を主に集めておられる方なら、椿の一つでも活ける花器はなんなりとお持ちと思いますが、案外お花屋さんで買ったりいただいた洋花をサッと投げ入れて、しっくりくる花瓶ない問題。
終止符をうつ一品です、とか大層に書いてみたり。

売約済み。sold.

厨子の高さ:約30.0p
厨子の幅:約21.0p
大正〜昭和初期ごろ。

(書くまでもないかもしれませんが、鍍金ではなく地の黄銅が光っているだけです。)
光背は銅板。
お厨子は木製で破損。扉片方欠損、残っている扉も外れ、下部は割れています。
捨ててしまわれるレベルですが、これが無いとこの蔵王権現が贋物ではなく時代の新しい本物であることを証明できません。

しかしこれは贋物というより、昭和初期ごろの本物の蔵王権現。
古い名品を美術館で見慣れているとこんなのは即ダメと思い込みがちですが、そりゃぁ時代の新しい本物もあるナと気付かされた訳です。




売約済み。sold.
横幅:約46.0p
縦幅:約32.5p
明治ごろ
表面だけの小さな亀裂、へこみ、時代染みなどあります。
問題なく使っていただけます。

童心ならぬ幼心に返って一献。
冗談はそこそこに、大ぶりで格好良い変形木地盆です。

売約済み。sold.
直径:約34.0〜36.0p
明治ごろ

素っ気ない栗の木地盆が歪んでいますが、ガタガタかと思いきやそうでもありません。
案外安定しており、それなりに座りは良いです。

使いにくそうで、それもまたそうではないという、ひねくれた盆。

¥55,000- (税込)
直径:約32.0p
李朝末期ごろ。
紙の紙縒ではなく竹こよりの編盆。
小キズ、汚れはありますが、状態は良いと思います。

盆コレクションに一枚あって困ることはありません。

¥38,000- (税込)
直径:約36.0p
古材を使って昭和に製作したもの。

へこみなどあり。

最近はめっきり見かけなくなってきました。

¥100,000- (税込)
口径:約7.8〜8.5p
高さ:約4.8〜5.5p
江戸後期〜末期ごろ。
瀬戸か。

お箱には掘之手汲出茶碗とありますが、これは古唐津辺りの発掘品と勘違いされた書き付けで、実際は発掘ではなく伝世品の瀬戸系と思われます。

いずれも馴染んでおり、それ程気になりません。


過去に一客のみで仕入れたことは何度もあり、盃や茶器としてなかなか好評でしたが、好い時代箱に収まってお
メジコレに持参する商品の紹介はこれにて終了。
未紹介のものもいろいろございますが、会場にてお待ちしております!