2024年01月29日

Session5 2024年 画餅洞の出品商品紹介 第一弾 No.01〜No.10

2024 session5 No1-.jpg「Session5」のインスタグラム公式アカウントでも各店舗順次、出品商品の紹介をしていただいておりますが、こちらは画餅洞アカウントで紹介している画餅洞のSession5出品商品リストです。
画餅洞のアカウントで紹介している順番通りにアップいたします。

インスタでは複数枚の画像も掲載しておりますが、ブログでは画像少なめと簡単な説明になるかと。
ご興味ございましたら店頭、お電話、インスタグラムのダイレクトメッセージにてお問合せいただけますと幸いです。
会期の1週間ほど前までは、店頭での下見も可能ですので、お気軽にお声掛けください。

では、第一弾。
Session 5 画餅洞出品商品 No.01〜No.10

No.01-1 山の神.jpgNo.01 山の神
お値段はDM、店頭、お電話にてお問い合わせください。

高さ:約20.0p
最大幅:約7.2p

明治ごろか。

木彫。虫喰い穴有り。

No.01-2 山の神.jpg山の神。
もしくは依代としてのヒトガタ。

形、面の取り方に特別面白味を感じますが、観るべきは虫が手を貸した開眼でしょうか。
ここしかない、と云うところをよくぞ喰ってくれたなと。
一つ目ですが、古来より山の神は一つ目で一本足と伝わります。
神棚にでも上げられてお祀りされたことがあったのか、この手のものとしては珍しく時代味がついています。
そのすべてが好ましく、今回のフライヤー掲載品とさせていただきました。


No.02-1 大黒さんその1.jpgNo.02 大黒さんその1
¥88,000- (税込)

高さ:約12.8p
最大幅:約8.5p

江戸末〜明治ごろ。

木彫。後ろに虫喰い穴少し有り。

No.02-2 大黒さんその1.jpgこれで完全体。
何も足さない、何も引かない、と云うスモーキーなキャッチフレーズが聞こえてくる様な。
民間仏特有の稚拙さがそのまま魅力に、とかもっともらしいことがいくらでも書けそうですが、とにかく面白い、の一言です。

大黒さんは今回もいろいろ画餅洞allblacksレギュラー入りされておりますが、歴代ベスト3に入る忘れようにも忘れられないお方。


No.03-1 木彫 馬頭観音さん.jpgNo.03 馬頭観音
お値段はDM、店頭、お電話にてお問い合わせください。

高さ:約22.0p
最大幅:約13.5p

江戸時代。

No.03-3 木彫 馬頭観音さん.jpg台座まで一木。
亀裂等はありますが、びくともしません。
元は光背があった様にも思われますが、現在は失われています。


No.03-2 木彫 馬頭観音さん.jpgお馬さんはおられませんが、持物から馬頭観音と判断いたしました。
あえて木彫と書かなければ赤銅かと見紛う質感です。
これは馬頭観音の身色を表現するための材の選定と思われます。

観音さまの中にあっての唯一の忿怒相。
馬頭明王の呼び名もあります。


No.04-1 李朝 木雁.jpgNo.04 李朝 木雁
お値段はDM、店頭、お電話にてお問い合わせください。

くちばし含む長さ:約25.0p
最大幅:約11.0p
首を含む高さ:約22.0p

李朝末期ごろ。


No.04-2 李朝 木雁.jpg裏に亀裂有り。
墨で「王」の字。
真っ黒で判り辛いですが、墨で羽なども描かれています。

朝鮮で結婚式の際、新郎から送られる木彫りの雁。
精緻でリアルなものが国際的には評価がいと聞きますが、個人的な好みは断然こっち。
木のかたまりに枝を挿しただけの様な簡素なものですが、この存在感。これでよしの感覚。


No.05-1 木彫 如意輪観音.jpgNo.05 木彫 如意輪観音
お値段はDM、店頭、お電話にてお問い合わせください。

高さ:約24.0p
最大幅:約13.0p

江戸前〜中期ごろか。

これといった修復はありません。
頭頂に小さな欠けあり。
持物は失われています。
一部彩色を残していますが、黒くお成りです。

No.05-2 木彫 如意輪観音.jpg全仏像の像容の中でも特徴的なくつろぎ感、
おおらかさ。
(本当は深く思惟されているお姿と云われていますが。)
願い事はすべて叶えてくれると云う有難さ。

好きな仏さまを一尊だけ選べといわれたなら、私は迷わず如意輪さんを選びます。
同じようにお好きな方は多いのですが、古い如意輪さんの現存数は少なく、ましてや好みのお顔となると。
ずっと手元にとも思いますが、この仕事がそれを許してはくれず…。


No.06-1 木彫 お稲荷さん一対.jpgNo.06 木彫 稲荷一対
¥66,000- (税込)

高さ:約13.0p
奥行:約8.0〜8.5p

明治ごろ。

No.06-2 木彫 お稲荷さん一対.jpg一匹のしっぽと秘鍵欠損。
耳先に小さな欠け有り。

流線形、空気抵抗のなさそうなつるんとした形です。
そうすると耳はエアダクトか、と話が車のことみたいですが、きっと脚の速いきつねでしょう。
規則正しい彫り跡は几帳面で腕の良い職人の仕事と思われます。

獅子、狛犬に比べると恐さもあるお稲荷さんですが、これくらいやさしいタレ眼だとほっこりします。
そして当店好みの黒さ。


No.07-1 木彫 風神像.jpgNo.07 木彫 風神像
¥88,000- (税込)

高さ:約11.2p
最大幅::約8.8p

小欠け有り。

No.07-2 木彫 風神像.jpg天正五年(1577年)と裏にありますが、これは後世に書かれた模様。
実際は江戸期に入るものと思われますが、元から風神一体ということは、ほぼありえませんので、ひょっとすると相方の雷神か、お厨子等に年号が書かれていたものを写したのかもしれないと、前向きに考えてみたり…。

No.07-3 木彫 風神像.jpg風神雷神というと誰もが、俵屋宗達もしくは尾形光琳の屏風を思い浮かべるかと。
そのあまりのメジャーさゆえに、なんかよくある様なという気持ちになりがちですが、古作の仏像としての風神雷神は非常に少なく、私などは三十三間堂のものくらいしか思い浮かびません。
小品ですが、彫り良く稀少なものと思います。


No.08-@A-1 お鷹ぽっぽ.jpgNo.08 お鷹ぽっぽ × 2
江戸期の古作を二羽。
バラ売りです。

どちらも羽に傷みは有りますが、よく残っている方と思います。
ウブ成りで汚れやホコリもそのままです。


No.08-@A-2 お鷹ぽっぽ.jpgNo.08-@ お鷹ぽっぽ 大きい方
高さ:約15.0p
お値段はDM、店頭、お電話にてお問い合わせください。

No.08-A お鷹ぽっぽ 小さい方
高さ:約9.0p
¥44,000- (税込)


No.08-@A-3 お鷹ぽっぽ.jpg大きい方は明るいところで撮影した画像ですと、正面は真っ黒ですが背面と羽はやや茶色の木味。
墨の線も確認できます。
小さい方は全体的に茶色の木味です。

面取り鋭い古作です。
15年くらい前から集め始め、7年前のSession5 第一回目「大きずもの展」で特大サイズも含めてお鷹ぽっぽをざざっと並べた時、こんなものを今時売るのはあんたらくらい、京都の店が何で?とお客さん方々は笑っておられました。
完成度が極めて高い彫刻品としてみれば、やっぱりすごく面白いと思うんですけどねェと言えば、いやいや、流行らんよと。

その後もしつこく毎年用意し続け、2021年のバンコミュージアムさんの鷹と熊展に納品し、ブルータスさんが特集を組み、と時は流れてどうでしょう。

少々自慢気に書きましたが、ここんとこ値上がりし続けて自分がもう買えなくなってしまい、がっくりもしております。
久しぶりに仕入れたお鷹は無茶ぶり仕入れとなってしまいましたが、かつてはお鷹ポッパーと呼ばれたくらいなので、いたしかたなし。


No.09 チーム笹野一刀彫.jpgNo.09-@ 〜 Q チーム笹野一刀彫。
大黒、恵比寿に農夫が一人。

これぐらいまとめて古手を紹介できるのは最初で最後かもしれません。と去年に書きましたが、前回を超えてきました。
毎年書いているような気もいたしますが、今回が正真正銘、歴代最高メンバー(当社比)です。

一年かけてコツコツと一体ずつスカウトし続け、やっとお披露目です。
世界で一番シンプルな大黒さん恵比寿さん。

山形 江戸〜明治、大正ごろ。
高さ:約7.0〜14.0p
No.09-@宝船は長さ:約30.0p


No.09-@ 笹野一刀彫.jpgNo.09-@ ¥70,000- 珍しい宝船 欠員有り


No.09-A 笹野一刀彫.jpgNo.09-A ¥48,000- 古手のとっておき


No.09-BC 笹野一刀彫.jpgNo.09-B ¥40,000- 亀裂も好し
No.09-C ¥38,000- 優品です


No.09-DE 笹野一刀彫.jpgNo.09-D ¥33,000- 流れ大黒
No.09-E ¥36,000- 古キズが美


No.09-FG 笹野一刀彫.jpgNo.09-F ¥33,000- 小槌有り
No.09-G ¥35,000- ベストバランス


No.09-HIJ 笹野一刀彫.jpgNo.09-H ¥33,000- トーテムポール
No.09-I ¥33,000- お顔は大きく、腰くびれ
No.09-J ¥30,000- 黒美品


No.09-KLM 笹野一刀彫.jpgNo.09-K ¥28,000- やつれ系
No.09-L ¥30,000- お手本的な
No.09-M ¥28,000- ずんぐり


No.09-NOP 笹野一刀彫.jpgNo.09-N ¥22,000- 墨書き残る
No.09-O ¥22,000- へんな顔
No.09-P ¥18,000- たぬき顔


No.09-Q 笹野一刀彫.jpgNo.09-Q ¥30,000- あほらしバランス




数は力なり!


No.10-1 金唐革 丸に角立四つ目紋 まくり.jpgNo.10 金唐革 武田菱 まくり
¥38,000- (税込)

長さ:約83.5p
幅:約28.0p

江戸時代


No.10-2 金唐革 丸に角立四つ目紋 まくり.jpgNo.10-2 金唐革 武田菱 まくり.jpg革に彩色と金箔。
彩色剥がれ、小穴、汚れなど有ります。
箱などに貼り付けていたものを外したか。

金唐革とは欧州の宮殿や教会を飾ったきらびやかな革のことで、それを南蛮舶来の粋なものとして日本の武将などが珍重した貴重品です。
非常に人気が高かったため、日本でも作られる様になり、本品は江戸時代の日本製と思われます。
正確には金唐革とはいえないかもしれませんが、この名称はロマンがありますのでとりあえず。
丸に四ッ菱紋はあの武田家の家紋でも有名ですので、これもまたひょっとしてと。

もったいぶった書き方になりましたが、セリで見かけた時にはなんも考えていませんでした。
なんか格好良い、それだけです。

黒すぎる投稿が続いておりますので、ここらで色を。


Session5商品紹介、次は第2弾 No.11〜で紹介を続けます。
Stay tuned!


◆ Session5 ◆

<会期>
2024年
3/2(sat)13:00〜18:00
3/3(sun)11:30〜16:30

<場所>
ルーサイトギャラリー @lucitegallery
〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目28-8
http://lucite-gallery.com/

<出展店>
大吉 @sugimotoosamu
古美術 小林 @kobijutsukobayashi_
古美術 三樹 @kobijutsu_miki
古美術 28 @artandantique28
こっとう 画餅洞 @antique_wahindo

問い合わせ:古美術 小林 090-8504-7944

インスタグラム Session5 公式アカウント
Session 5(@session5_lucite)
posted by papindo at 18:40| Comment(2) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今晩は。Session5の日程お聞きしたいと、思っていました。希望休みとります!
Posted by 藤太 at 2024年01月30日 20:52
>藤太さん

いつもありがとうございます!

これから、どんどんSession5商品紹介の情報を更新していきます。
ご覧いただきコメントもいただき、いつもとてもうれしく思っております。

またお目にかかるのを心待ちにしております!
Posted by papindo at 2024年01月30日 22:24
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