2023年02月13日

2023/03 Session5 画餅洞の出品商品リスト 第3弾 No.21〜No.30 +No.28 チーム笹野一刀彫大黒メンバー追加

まとめ2.jpg第三弾。
Session 5 画餅洞出品商品 No.21〜No.30です。

インスタでは複数枚の画像も掲載しておりますが、ブログでは画像少なめと簡単な説明で。
ご興味ございましたら店頭、お電話、インスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)にてお問合せいただけますと幸いです。
会期の1週間ほど前までは、店頭での下見も可能ですので、お気軽にお声掛けください。

インスタグラム画餅洞アカウントでは<まとめ><ハイライト>からも商品リストをご覧いただけます。
画餅洞インスタプロフィール画面から画像の赤丸のところをぽちっとしてください。
(上の赤丸の「ハイライト」の場合は、表示された動画をぽちっとしていただけると、「まとめを見る」と出ますので、そこをぽちっとすると「まとめ」のページが表示されます。)
現在、その1 No.01〜No.10、その2 No.11〜No.20をアップしています。


<Session 5>

<会期>
2023/03/04(sat)13:00〜18:00
2023/03/05(sun)11:30〜17:30

<場所>
ルーサイトギャラリー @lucitegallery
〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目28-8
http://lucite-gallery.com/

<出展店>
大吉 @sugimotoosamu
古美術28 @artandantique28
古美術三樹 @kobijutsu_miki
小林 @kobijutsukobayashi_
こっとう画餅洞@antique_wahindo

問い合わせ:古美術 小林 090-8504-7944


では、第三弾。
Session 5 画餅洞出品商品 No.21〜No.30です。

No.21 厨子仏 紙と裂の地蔵菩薩.jpgNo.21 厨子仏 紙と裂の地蔵菩薩

売約済み。sold.
ありがとうございました。

高さ:約17.5p
幅:約6.6p

江戸時代

お地蔵さんに時代なりの汚れ、焼けがあります。
紐の塊は錫杖の先端を表現したものでしょうか。
厨子の金具はしっかりしており開閉に問題はありません。
漆のメクレに後世の直しが有ります。


No.21 厨子仏 紙と裂の地蔵菩薩 アップ.jpg第一印象は、なんとミスマッチな面白さです。
この手のお厨子は身分の高い方の懐中仏、念持仏が収まるものと大体決まっており、中にいらっしゃるのは古銅のものか精緻な木彫の仏さまなどが多いものです。
それがなぜ、子供の貼り絵、折り紙レベルのお地蔵さまなのかと、いろいろと想像力をかき立てられます。

今となってははっきりとした答えなど判りませんが、この手作り感溢れる紙と裂のお地蔵さんを大切に想う人が過去にいて、今もここにあるという事実だけがじんわりと。


No.22 霊芝型 木地盆.jpgNo.22 霊芝型 木地盆

売約済み。sold.
ありがとうございました。

横幅:約40.0p
縦幅:約31.0p

明治〜昭和

松でしょうか。
時代なりの使用によるスレ、汚れ有り。
縁から細いひびが複数ありますが、キズが広がる心配はなさそうです。
充分普段使いしていただけるものと判断しております。


No.22 霊芝型 木地盆 裏.jpg木地盆もいろいろですが、薄作りでこれ程なめらかにやわらかく仕上げたものはあまり見かけません。
裏は一転、ノミ跡をごりっと残し。
形は霊芝を表現したものと思われます。
使い込まれてよく育ち、真ん中は黒、周りは茶色と二色に分かれた面白さもあります。
ちょっと変わり種をお探しの方へお勧めの木地盆です。


No.23 ころんころん フェルト張りのおもちゃ.jpgNo.23 ころんころん フェルト張りのおもちゃ

売約済み。sold.
ありがとうございました。

長さ:約6.7p

昭和

コロンコロンとなんとも好い音がします。
下に音有りの動画を入れてみましたが、本来の音質よりはかなり落ちるかと…。

Session5の商品紹介が追っつかないと焦りながら、珍しくインスタに連続投稿までして紹介したいのがコレなのか?という感じですが…。
音色といい、色の配色といい、とても気に入っておりまして、毎日ころんころん鳴らしてはほっこりしています。
こんなのも用意してますょということで。



No.24 制吒迦童子と矜羯羅童子 木彫 一対 アップ.jpgNo.24 制吒迦童子(せいたかどうじ)と矜羯羅童子(こんがらどうじ) 木彫 一対

売約済み。sold.
ありがとうございました。

高さ:約12.2〜12.5p

江戸時代

時代汚れ有り。
制吒迦さんのお顔に古いキズが有りますが、時代の煤で馴染んでいます。
台座は嵌め込み、ミズメザクラで制作。
そのままでは自立しません。


No.24 制吒迦童子と矜羯羅童子 木彫 一対.jpgとにかくかわいらしいです。
台座まで誂えちゃいました。
仕入れ値のこともあり、これでほぼ原価なのですが、画餅洞 All Blacks チームかわいい系に来ていただいて本当に良かったと思います。
20〜30pくらいのちょっとゆるめのお不動さんをお持ちの方にも。


No.25 珠洲 綾杉紋 叩壷.jpgNo.25 珠洲 綾杉紋 叩壷

売約済み。sold.
ありがとうございました。

高さ:約27.5p
最大胴径:約25.0p

鎌倉時代

上部はぐるりと意図的に欠いた様に思います。
底部は肉眼では確認出来ませんが、ひょっとしたら直っている可能性もあります。
(水抜けの穴が開いているものを上手に直したものがあるため。)
直水は試していませんが、おそらく漏れます。
花器とされる場合は落としをお使いください。

No.25 珠洲 綾杉紋 叩壷 アップ.jpg珠洲の中では最も一般的な綾杉紋。
破綻することのない連続紋様、どの面を正面にしても観れる壷です。
古手のものほど正確、緻密に紋様を付けるとも言われています。
能登半島の美術品は、合鹿椀や珠洲焼き然り、ハレとケどちらも一物の中に内包してといった印象のものが多い様に思います。
幻の、なんて冠することも。


No.26 木っ端仏.jpgNo.26 木っ端仏

売約済み。sold.
ありがとうございました。

高さ:約7.3p

江戸時代でしょうか。

欠け、ひび、焼けがあります。

No.26 木っ端仏 背面.jpg木端仏とはその名の通り捨てるような木片に仏性を見出し仏の形とした仏像です。
円空が特に有名ですね。
木端仏=円空くらいなぶっちぎりの知名度ですが、当然、他にも木っ端に仏を彫り出す遊行僧はいたわけで、本品はそういった無名の作と思います。
こんなのがあれば高価すぎる円空なんていらない、は言い過ぎですが、円空もらえるなら売って、こんなのを集めてみたいものです。
案外ないので集まりませんが…。


No.27 大きな木槌の先.jpgNo.27 大きな木槌の先

売約済み。sold.
ありがとうございました。

長さ:約26.0p
直径:約21.5〜22.0p

大正11年の彫り有り。〇にキの印。
割れ止めに大きなかすがい、亀裂などが有ります。

No.27 大きな木槌の先 アップ.jpg水を流しながらやわらかいものを叩く大きなハンマーの先。
ということは判るのですが、藁叩きでもない様で用途不明です。
これを振り上げ、となると中々の重労働かと。

王冠の様な形、浮き上がった木目、つやつやの木味、大きなかすがい。
すべてが役目を終えてオブジェと化した本品の魅力と思います。


No.28 - @ 〜 K 木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgNo.28 - @ 〜 M 木彫 笹野一刀彫 大黒

チーム笹野一刀彫 大黒 × 14。
各バラ売り

高さ:約6.7〜15.0p

山形。江戸〜昭和初期ごろ。

No.28 - @ 〜 K 木彫 笹野一刀彫 大黒 アップ.jpgこれぐらいまとめて古手を紹介出来るのは最初で最後かもしれません。
お鷹ぽっぽ然り、古くて黒いのはもう出ません。
出し惜しみせずに全てを今回。

No.28 - @ 〜 C 木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgNo.28 - @ 売約済み。sold.
No.28 - A 売約済み。sold.
No.28 - B 売約済み。sold.
No.28 - C 売約済み。sold.

No.28 - D 〜 F 木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgNo.28 - D 売約済み。sold.
No.28 - E 売約済み。sold.
No.28 - F 売約済み。sold.

No.28 - G H 木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgNo.28 - G 売約済み。sold.
No.28 - H 売約済み。sold.

No.28 - I 〜 K 木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgNo.28 - I 売約済み。sold.
No.28 - J 売約済み。sold.
No.28 - K 売約済み。sold.)


No.28 - L M木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgチームに追加メンバーが入りました!

No.28 - L 、M 木彫 笹野一刀彫 大黒
各バラ売り
山形。江戸〜明治ごろ。

No.28 - L 木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgNo.28 - L
高さ:約10.0p
売約済み。sold.

No.28 - M 木彫 笹野一刀彫 大黒.jpgNo.28 - M
高さ:約11.0p
売約済み。sold.


チーム笹野一刀彫大黒さまは、すべて売約済み。sold.
ありがとうございました。

No.29 漆職人の作業台.jpgNo.29 漆職人の作業台

売約済み。sold.
ありがとうございました。

横幅:約56.5p
縦幅:約40.0p
高さ:約15.0〜17.0p

大正〜昭和ごろか。

時代汚れなど有ります。

No.29 漆職人の作業台 横.jpg漆職人が作業をする過程で出来上がる、必然と偶然の景色。
骨董の世界にあって時代をさほど問わない不思議なジャンルです。

Session5では毎回なにかしら漆職人の道具を出品してきましたが、歴代一番の激しい景色といってよいかと。
古いスマホで撮った画像ではうまく表現出来ませんでしたが、ぶ厚い漆の層による高低差がかなりあり、それが肉眼で観た時の迫力に。

寝かした時は山岳ジオラマの様でもあります。

花台としても面白いですが、絵を求める様な気持ちで観ていただければと。


No.30 木彫 地蔵菩薩 了玄作 アップ.jpgNo.30 木彫 地蔵菩薩 了玄作

売約済み。sold.
ありがとうございました。

高さ:約19.5p

江戸時代

No.30 木彫 地蔵菩薩 了玄作 背面.jpg錫杖は失われています。
入手時には、自立しないほど台座表裏に貫通する大きな虫喰いがありました。
仏像修復のご専門の方にお願いし、コクソによる直し、差し込みの柄の取り付けで甦りました。
ビフォアーの写真を撮り忘れてしまいました。
もはやどこが直っているのか判らないほどです。
ご承知ください。


No.30 木彫 地蔵菩薩 了玄作 お耳がg.jpg了玄と云う人については結局判らぬことばかりで語れることがほとんどないのですが、この方の作る地蔵菩薩はどうやらどれもお耳がgと云うのがポイントの様です。
大胆な衣紋の表現と云い、まさに民衆仏らしい造形感。
今の知名度が低い有り難さに手を合わせつつ、きっかけ一つでブランドになってしまうのか、とも思います。


No.30 木彫 地蔵菩薩 了玄作.jpg会期も近づき、インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)やお電話でのお問い合わせ、下見に来られる方もちらほらと。
セッション5出品のアレ見せて、とおっしゃっていただけましたら、店舗にてご確認していただけます。

ご来場が難しい方には、会期終了後に残っていた場合の通販の受付けもさせていただいております。
お気軽にお声かけください。


商品紹介、この後も、第4弾にて追加アップ予定です。
Stay tuned!
posted by papindo at 18:27| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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