2022年 秋 目白コレクション 画餅洞 出品商品紹介。
いよいよ来週末の開催です。
メジコレ公式インスタグラムアカウントでは、出店メンバーからの商品紹介が順次アップされています。
画餅洞インスタグラムでも、しばらく前からメジコレに出品する商品を投稿しております。
是非ご覧ください。
今回もブログでも画餅洞メジコレ出品商品リストを。
インスタグラムの投稿では価格は記載しておりませんが、こちらでは価格も記載しております。
>順次追加更新予定です。
インスタ、ブログで紹介した商品でご興味おありのものがございましたらお気軽にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
<2022 秋 目白コレクション>
10月22日(土) 12:00〜18:00
10月23日(日) 10:00〜16:00
JR山手線目白駅 駅から徒歩1分隣り デサントビルB1階
東京都豊島区目白1-4-8
※ご来場に関しましてのご注意点、整理券の配布等についてのお知らせがあります。
こちらの公式HP・インスタグラムをお目通しくださいますようお願いいたします。
目白コレクション 公式ホームページ http://www.mejirocollection.com/
インスタグラム 目白コレクション公式アカウント@mejirocollection
インスタグラム 画餅洞アカウント
こっとう 画餅洞(わひんどう)(@antique_wahindo)
それでは、画餅洞メジコレ出品商品、価格記載リストです。
No.01から順次追加アップします。
No.01 珠洲叩き文壷
高さ:約37.5p
最大幅:32.0p
鎌倉〜南北朝時代
売約済み。sold.
窯印あり。
肩部分に割れの補修、欠損部分あり。
キズは真ん中から上の肩部分に多く、下半分は底部分のキズ埋めを除けば、ほぼ無事です。
直水は漏れます。花器とされる際は落としをお使いください。
珠洲の叩き文の中では個人的に最も好きな斜めに流れるパターンです。
摩耗少なく、角がびしっと立っているのも叩き文が叩き文たる所以かと。
今や出物は少なく人気は高くで、しばらくは縁無いものと諦めておりましたが、ふいに手元に。
裏面それなりの大キズで、前々から珠洲が欲しかった初めての方にも。
No.02 珠洲もしくは魚住 片口 海上がり
直径:約20.5〜21.5p
高さ:約6.5p
鎌倉時代ごろ
時代箱付き
売約済み。sold.
長く海中にあり、フジツボなど貝が付着しています。
口縁に小欠け、底部真ん中に埋め直しが1ヶ所あります。
直水は浸みます。花器とされる際は水止めをされるか、落としをお使いください。
海の中で随分派手に飾り付けられた片口。
持ち主を選びそうですが、唯一無二の景色と云うことで。
古い箱には魚住窯すり鉢とあり、そうしますと珠洲ではなく明石の中世陶ということになります。
魚住の鎌倉時代ごろの片口にも確かに珠洲と見分けが付かない様なものはあり、蛸壷などと一緒に瀬戸内から引き上げられた可能性は充分にあります。
便宜上タイトルは珠洲としましたが、珠洲もしくは魚住ということで。
No.03 木彫 神馬
体長:約19.6p
高さ:約12.3p
江戸〜明治ごろ
売約済み。sold.
首部分が一度離れた様で、接着されてます。
メクレや汚れがあります。
頭部には装飾があった様ですが、失われています。
神の乗る馬。
小ぶりで真っ黒。
写実的な彫りです。
おそらく東北の出身と思いますが、確証はありません。
絵馬の様に簡略化されたり神社にそのまま等身大で安置されたりと、何かと親しみ深いものですが、このサイズ感でしっかり彫られたものは案外少ないものです。
自宅の棚に飾っていると居心地が良さそうで手放し難いと思いましたが、秋なので。
No.04 マタギのサンスケ
高さ:約16.0p
幅:約9.0p
江戸末〜昭和初期ごろ
売約済み。sold.
細かいキズやスレ等はございます。
背中に墨書きがあり、はっきりと判読出来ませんが、外?吉と読めるかと。
典型的なヒトガタであることから山の神の可能性もありますが、この何とも云えぬ表情、マタギのサンスケと思われます。
山の神にとって12という数字は聖なる数であり、熊狩りに12人で山中に入ることは忌むべきこと(6人の場合も同じ)。
これを避ける為に13人目(もしくは7人目)のマタギとしてサンスケと呼ばれる人形(ヒトガタ)を同行させて、山の神のご機嫌をとると云った伝承です。
山中にいる間は、しゃべりかけたり食事まで用意したとのこと。
遠野市立博物館や青森県立郷土館に数点所蔵がある程度で、市場に出ることはほとんどありません。
と、少々大層に書きましたが、陽気な仲間の顔でも参考に彫ったのでしょうか。
観ているとこっちまでふにゃふにゃに。
No.05 密教の厨子
高さ:約30.5p
幅:約33.0p
奥行:18.5p
江戸時代でしょうか。(扉絵を見ているともう一つ古く言いたくなりますが…。)
売約済み。sold.
護摩焚きの炎を浴びた様で全体的に黒く煤けています。
扉絵も護摩の炎を浴びた様で鮮明ではありません。
扉にネズミがかじった様な穴があります。
屋根は上に乗っているだけで外せます。
扉絵は愛染明王と秘鍵大師(秘剣大師)でしょうか。
秘鍵大師とは、文殊の利剣を持ち弘法大師 空海 自らが文殊菩薩になるというちょっと珍しいお姿。
傷みはそれなりにありますが、密教の色濃い厨子です。
No.06 工業用革ベルト
長さ:約1メートル
幅:約6.8p
カタツムリ状にした時の体長:約25.0p
昭和初期ごろでしょうか。
売約済み。sold.
でんでん虫。
いつも自分たちなりに、真剣に力の抜けたモノを出品商品に組み込まないと落ち着きません。
今回はコレです。
どこでどう使われたものかと尋ねられると答えられませんが、昭和初期ごろの工業用革ベルトの一部分でしょう。
えぇ歳こいて、しばらくこれでずっと遊んでました。
いろいろなパターンを楽しめます。
レザーでカシメは鉄。
No.07 鶏龍山 呼び継ぎ茶碗
口径:約11.0〜13.6p
高さ:約5.0〜6.3p
歪み、高低差があります。
李朝時代前期ごろ。
売約済み。sold.
刷毛ぶりの好い母体に五片を呼び継ぎ本金直し。
既に味良く肌は育っており、きゅっと締まった小さな高台。
鶏龍山らしい茶碗です。
金直しはそれなりに古く、一部金の浮きなどはありますが、まだしっかりとしています。
気になる方は表面だけ拭き漆など依頼されれば、なお安心でしょう。
No.07 鶏龍山 呼び継ぎ茶碗
No.08 鶏龍山 編笠茶碗
ちょっと不思議な伝来です。
なんとなくの合箱かとも思いますが、No.07とNo.08の鶏龍山の茶碗はお箱に二つ一緒に入って伝来しています。
各一碗ずつバラ売りです。
No.07 鶏龍山 呼び継ぎ茶碗
No.08 鶏龍山 編笠茶碗
No.08 鶏龍山 編笠茶碗
口径:約8.40〜13.8p
高さ:約3.8〜6.3p
歪み、高低差があります。
李朝時代前期ごろ。
売約済み。sold.
こちらは通称編笠とか呼ばれるひしゃげ。
なかなか見事なひしゃげっぷりで高低差もあり、
真横から観ているとオブジェの様です。
決して使い易い形とは言えませんが、鶏龍山はこれぐらい暴れてなんぼの処もあるかと。
共色の古い直しがあり、欠損部分があるのかと疑いましたが、どうやらニュウと表面の釉の剥がれ(カセ)を隠す程度です。
全体的に釉調好く、お茶にお酒にと楽しんでいただけましたら。
気軽なちょことお盆もそれなりに用意するつもりが、
お手軽でちょっとお気の利いたというのが難しくもあり…。
今のところ決定している4点。No.09〜No.12
No.09 砥部 印判ちょこ 10客有り。
売約済み。sold.
ドットの印判。バラ売りです。
一昔前は、伊万里ちごたら地方のどっかぐらいざっくりしていましたが、最近は正確に答えないとお客さんに笑われて辛いので優秀な若者に教えを請う始末。
砥部とのこと。
No.10 古伊万里 白磁ちょこ
売約済み。sold.
ニュウ有り。
とろりとした白磁の肌がたまりません。
眺めながら美味しく呑めそうです。
No.11 太白手 への♡ちょこ
売約済み。sold.
銀直し有り。
への💓にしか見えません。
この一言に尽きます。
No.12 小盆
売約済み。sold.
No.09〜No.11の下に敷いてあるお盆です。
素直でシンプルな小盆。
日々、気軽に軽やかに使える出番の多い一枚になるかと。
No.13 〜 No.16 お鷹ぽっぽと仲間たち。
小ぶりな昭和初期のものを数羽。
お鷹ぽっぽ、
雉ぽっぽ、
にわとりぽっぽ、
それから、数の少ない亀ぽっぽ。
江戸期の真っ黒のものは相場が高騰しており、入手が難しくなってきておりますが、昭和初期の味よいものを少し入手出来ました。
古くないといっても、そろそろ百年もの。
各バラ売りです。
No.13 お鷹ぽっぽ 売約済み。sold.
No.14 雉ぽっぽ 売約済み。sold.
No.15 にわとりぽっぽ 売約済み。sold.
No.16 亀ぽっぽ ¥18,000-
No.13のお鷹ぽっぽのサイズ
高さ:約8.0p
大正〜昭和前期
No.17 〜 No.19 木彫仏
江戸時代
木彫。光背は銅。
一部欠損あり。
こちらは本来お厨子の中でもっとたくさんの仏さまと一緒にいらっしゃった様ですが、すでにおうち無く、仏さまだけがばらけた状態ですので、各一体ずつバラ売りいたします。
No.17 木彫 千手観音
¥90,000-
No.18 木彫 宝冠大日如来
¥100,000-
No.19 木彫 十一面観音
¥70,000-
No.20 馬頭観音
桃山〜江戸前期ごろでしょうか。
売約済み。sold.
お手の欠損等あります。
三面八臂。
密教分類の馬頭明王と云う呼び名も。
最も観音らしくない観音さまと言ってもよいのかもしれません。
中世の薫りをまとっておられますが、仔細に観れば桃山〜江戸前期ごろでしょうか。
欠損等ありますが仏師作の良い彫りと思います。
No.21 石の地蔵菩薩
江戸〜明治ごろ
売約済み。sold.
石なんです。
それでいて真っ黒に。
石造の堅さを感じさせない、やわらなかな彫りで、お顔の優しいお地蔵さんです。
いよいよ今週末です。
なんとか梱包作業が終わりました。
紹介が間に合わなかった商品も多数あります。
目白コレクションでお目にかかるのを楽しみにしております。
2022年10月15日
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