2022年02月06日

<Session 5> 画餅洞の出品商品リスト 第2弾 No.11〜 No.20。 No.21〜は、第3弾でアップします。

session5 2.jpg第二弾です。
Session 5 画餅洞出品商品 No.11〜No.20。

「Session 5」のインスタグラム公式アカウントでも各店舗順次、出品商品の紹介をしていただいておりますが、こちらはインスタ画餅洞アカウントで紹介している「Session 5」の出品商品のリストです。

ハイライトとまとめ.jpg画餅洞アカウントでは<まとめ><ハイライト>からも商品リストをご覧いただけます。
画像をご参照ください。
その2、No.11〜No.20も追加更新予定です。

インスタでは複数枚の画像も掲載しておりますが、ブログではそれぞれ一枚ずつの画像と簡単な説明しかなく申し訳ありません。
ご興味ございましたら店頭、お電話、インスタグラムのダイレクトメッセージにてお問合せいただけますと幸いです。
会期の1週間ほど前までは、店頭での下見も可能ですので、お気軽にお声掛けください。


<Session 5>

会期:2022/3/5(sat)、3/6(sun)

3月5日(土) 13:00〜18:00
3月6日(日) 11:30〜17:30

場所:ルーサイトギャラリー @lucitegallery
〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目28-8
http://lucite-gallery.com/

出展店
小林 @kobijutsukobayashi_
大吉 @sugimotoosamu
古美術28 @artandantique28
古美術三樹 @kobijutsu_miki
こっとう画餅洞@antique_wahindo

問い合わせ:古美術 小林 090-8504-7944

インスタグラム Session 5 公式アカウント
Session 5(@session5_lucite)

では、第二弾。
Session 5 画餅洞出品商品 No.11〜No.20です。
No.21〜は第3弾でアップいたします。


No.11 古銅 鬼.jpgNo.11 古銅 鬼。
売約済み。sold.

高さ:約14.2p

北斗七星を表す学問の神・魁星(かいせい)か、それともまったく違う何かか、角大師ならなんて思ったり、はっきりとしたことは判りません。
日本か中国かも不明です。
時代はかなり上がりそうです。
15世紀より古いかもしれません。

角先、左手先欠損。
古銅。
台座は木製。(つなぎ目が判らないほど古く馴染んでいます。)


この手の古い鬼と云えば、修験の役小角のサイドに控える前鬼後鬼ぐらいしか見ることがありませんが、それではなさそうです。
比較対象をあまり知らない為、ナゾ扱いですが、時代は相当古そうです。

お顏は意外と可愛く、えいやっと挙げられたお手も好いです。


No.12 マリ ドゴン族祭祀用ミニチュアはしご.jpgNo.12 ドゴン族 祭祀用ミニチュアはしご。

税込み ¥33,000-

台座を含む高さ:約44.0p
※はしごは台座に斜めに設置されているので、実際のはしごの<長さ>は約43.5p、台座を含む<長さ>は約45.0pです。
20世紀。
小欠けやスレ、汚れはありますが、オリジナルの良い状態です。
誂えられた鉄の台座付き。一枚目の画像のように斜めにセットされています。

ドゴン族の世界観では、人は生まれ出づる時このはしごを伝って地に降り立ち、死ぬ時にまたこのはしごを昇って天に還ると云われています。
大きなものから本品のような小さなものまで彫り方も多様なものです。
日本では古道具坂田さんがたくさん取り扱われたことでも有名になりました。


No.13 万国旗.jpgNo.13 万国旗 × 9。

バラ売り 各 税込み ¥3,500-

縦幅×横幅:約29.0p×34.0p

昭和もそこそこ古めの、運動会用でしょうか。
どれも状態は良いと思います。

丁寧に染め上げられた万国旗。
楽しい運動会の記憶が詰まっているようです。
冬期オリンピックも始まりましたネ。

骨董好きといたしましては、スイスの旗なんて、十字紋絞り旗指物の代わりになんて思ったりして。


No.14 鉄仏 不動明王.jpgNo.14 鉄仏 不動明王。
売約済み。sold.

高さ:約10.5p
重さ:約528g

鎌倉ごろでしょうか。

底に鉄が回らなかった穴があります。
框座の湯口は一文字(底部の鉄を流し込む横に一の出っぱり部分)。
光背があったと考えられる跡があります。

銅の仏さまと比べて鉄の仏さまというのは非常に数少ないものです。
錆びるという鉄の特性が、未来永劫に残るべき仏さまを造る素材として向かなかったこともあるからでしょう。
坐像で剣を持っておられるようですので不動明王と思いましたが確証はありません。
頭部だけ見ると如来や、観音の可能性もあるかと。

こんな訳の分からない鉄の塊と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全体の形は平安を感じるほど古様で、それならば鉄仏としては今まで私が手にしたことがないほど古いものかと考えてみたり。
鉄仏は刀鍛治など職人の守護としても大切にされてきたと聞きます。


No.15 針金のかご.jpgNo.15 針金のかご。

売約済み。sold.

直径:約18.0〜18.5p
高さ:約19p

昭和。
サビなどがあります。

なんてことのないものですが、優れた絵描きのドローイングを観るような、とか気取って書きたくなる線です。
黒く重い投稿が続きそうですので、たまにはこんな、風で飛んでゆきそうなものを。


No.16-18 獅子頭3点.jpgNo.16、17、18。獅子頭3点。バラ売りです。


No.16 獅子頭 大きな鼻.jpgNo.16 獅子頭 大きな鼻。

売約済み。sold.

縦幅:約22.0p
横幅:約20.5p

江戸時代(そこそこ古いでしょうか)。
耳が取れています。
下顎部分は欠損しています。
虫喰い、欠けなどがあります。

東北の権現さまとも呼ばれるもの。
この手の平たいものは古手だとよく聞きます。
ここまで鼻の穴が大きなものは初めて手にしました。


No.17 獅子頭 彩色あり.jpgNo.17 獅子頭 彩色あり。

売約済み。sold.

縦幅:約14.8p
横幅:約15.0p

江戸後期〜明治ごろ。
耳が取れています。
下顎部分は欠損しています。
おでこに割れ、穴あき、そのほか、ひびなどありますが、これ以上広がる心配はないと思います。

こちらは産地不明ですが、まさに獅子頭といったお顔です。


No.18 獅子頭 黒い.jpgNo.18 獅子頭 黒い権現さま。

税込み ¥33,000-

縦幅:約15.5p
横幅:約13.5p

江戸後期〜明治ごろ。
耳が取れています。
下顎部分は欠損しています。
小欠けなどはあります。

こちらも東北の権現さまと呼ばれるもの。
黒く凜々しく、愛嬌もあり。
古民藝数寄の方には堪らないものと思います。


No.19 太鼓鶏 香炉.jpgNo.19 太鼓鶏(たいこどり)香炉。

売約済み。sold.

高さ:約34.5p

明治ごろでしょうか。
栗材の一木削り出し。
花押と○○作のサインがありますが、不勉強でどなたか判りません。


No.19-2 太鼓鶏 香炉.jpg火入れは銅です。
鳥のくちばし先に欠け、その他に小さなあたりキズ、小さな虫喰いなど有ります。

なにか問題が起こった時にはこの太鼓(諫鼓 かんこ)を打てと置かれたものの、この太鼓は一度も打たれることがなかったという故事から。
世の中がうまく治まって鶏ものんびり平和で太鼓は止まり木に。

穏やかで静かな時間を表わす太鼓鶏 香炉。

ちなみに、閑古鳥が鳴くのは困りもんですが、閑古鳥はカッコウのことで諫鼓(かんこ)鶏ではありません、こけこっこぅ。


No.20 十一面観音 古銅 懸仏.jpgNo.20 十一面観音 古銅 懸仏。

お値段等はDM、店頭、お電話にてお問い合わせください。

本体の高さ:約11.7p
台座含む高さ:約14.0p
台座幅:約9.0p

鎌倉時代ごろ。
はめ込みの左手欠損。(はめ込み式は鎌倉ごろに多いです。)
頭部右側に古い直し有り。(外せます。インスタ投稿では参照画像をご覧いただけます。)
表面は鍍金を出すために汚れを落とした状態と思われます。
台座は新しく檜で誂えました。

いいお顔です。
大きさがあり、鍍金も残します。
全体的に薄く、手取りは想像より軽く、当時の技術の高さが感じられます。
お手の欠損は残念ですが、お顔の古い直しはむしろ大切にされてきた証の様で直し自体にも惹かれて入手しました。



このブログでのセッション5の画餅洞出品商品リスト、この後も続けます。
次は第3弾 No.21〜順次更新予定です。
インスタグラムの「まとめ」もリストを追加する予定にしております。
いろいろ、Stay tuned!
posted by papindo at 16:33| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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