画餠洞HPの営業日予定のカレンダー更新しました。
6月も営業時間の変更のある日が多いので、ご確認いただけますと幸いです。
近々では、週末なのにすみませんが所用あって、明日6/1(土)、6/2(日)は15時〜19時までのOPENです。ご注意ください。
さて、たまにはあんまり店や骨董に関係のないネタ?でも。
先日インスタグラムの画餅洞の投稿でもちょろっと書きましたが、ハットリさんは普通に行動していてもなぜか妙なオチが付いて回るという不思議な星の元にお生まれのよう。
ハットリさん、仕入れで東京滞在中の晩はたいてい新宿か浅草の寄席に居はりますが、先日はふと思い立って、たまにはということでジャズライブに行ってはったようです。
まずはネットで面白そうなライブをやっているところをチェック。
ヒットは何件もあったそうですが、チケットがsold outだったり、ブルーノートとかはちょっとお値段が…だったりで、いろいろ調べてみていたら段々と欲が出てきて、久しぶりにちゃんと聴くならやっぱり老舗のライブハウスがいいなぁと思ったり。
で、最終的にはお茶の水の老舗ライブハウスでなんとちょうど50周年のスペシャルライブをやっているというところに行き当たったそうです。
これはえぇワと思ったものの、当日の話ですので、こりゃぁまぁ無理やろうなぁと思いつつ電話をしてみたら、なんと「一席ご用意出来ます。」とのこと。
ほんでまぁ思ったらしいのですが、「こりゃツイてるな」と。
ちなみにハットリさんは熱心なジャズファンとまではいきませんが、人並みには好きでいろいろ聴く程度です。
私あさひは後日談を聞いただけですので、ここからはハットリさんからの思い出し実況中継に、ハットリ(8)コメント&あさひ(a)コメントを挟む形で。
この配置図はハットリさんに手描きで再現をお願いしました。
そんなわけで、早めに行って食事なんかもするつもりで張り切ってライブがスタートする1時間ほど前に「NARU」に到着したんやわ。
しかし、もう既に会場では結構な人の数で席が埋まってて、皆さんスタート前にお食事やお酒を楽しんでいる模様。
やっぱりかぁ。でもまぁ、後ろの方の席でも立ち見よりはえぇわと思いながら「お席にご案内します」と案内係の方に付いて行ったら…。
なぜか案内されたのは最前列のグランドピアノのかぶり付き席!
a「そりゃ、よかったですやん!」
なぜかハットリさん、イマイチ浮かぬ顔。
8「それが大変やったんやぁ。そこは、VIPの関係者席やったんやぁ。当日予約したのに、こんな席に案内されるなんて絶対誰かと間違えてるってって思って…。」
でもオレ、電話予約の際にはフルネームを名乗って、入場の際にもフルネームを告げて案内されたんやわ。
改めて案内係の人に「いやぁなんか席間違えてません?」と確認したんやけど、「いえ、こちらでお間違いありません。」と。
その席は真後ろに出演前に寛ぐJazzメンたち。ドラマー以外は全員でかい外国のミュージシャン。
オレと肩が触れ合うほどの右隣りには友人のライブを観に来たと思われる同じくJazzメン。
左隣りには腕組みしながら難しい顔をして延々とウィスキーをあおり続ける(多分)評論家みたいなジェントルマン。
そのまた隣りにはよそのJazzライブハウス経営者(みたいな人)。
ま、以上は推測の域をでないんやが、聞こえてくる会話を分析するに多分9割くらいは当たっている。
そんな状況の真ん中にオレ…。
そして多分やけど、ここに座っているからにはこの人もと思われている様な熱い視線。
しかも記念ライブやと云うことで、撮影の機材が入ってて、それがオレの左斜め後ろに…。ほとんどオレ映ってもぅてると思うんですけど…。
いい席と言えばめっちゃいい席なんやけど、全然寛げなくて、ちびちびビールのつもりが、ビールぐびぐび飲んでもぅて変な酔い方。
ほんで、ライブ始まる前に軽く腹に入れトコと思って、トマトのパスタ頼んだんやけど、全然来ぅへんねん…。
そうこうしてたら始まってもうたんや。
なんか演奏始まっても上の空で、右隣りの人はノリノリで、左隣りの人は睨み付けるみたいにしてステージ観てるし、全然楽しめへん。
それでやで、一曲目のベースソロに入ったところで、オレの目の前に熱々の湯気が上がってるトマトパスタ持って来られてん。
えぇ〜!?今!?
関係者かと思われてるかもしれへんのに、オレめっちゃ空気読めへんヒトみたいやん。だから早めに注文してたのに、なんでこのタイミングやねん…。
ピアノのトニ―がめっちゃオレのこと見てるし。今喰う?みたいな。
無音で如何に早くパスタを食べるかに神経集中し過ぎて音楽聴いてる場合やあらへん。
でも音楽ってやっぱり凄いよね。
聴いてるうちに段々楽しくなってきて、やっぱり来てよかったなぁって思ったんや。
ほんで一部終了の中休み。
そしたらステージを降りたJazzメンたちがオレの後ろで呑むのよ。
ほんでさぁ、なんか喋りかけてくんのよ、こんな席に居るし関係者やと思ってんのかなやっぱり。
「今夜のオレのプレイはどうや?」とか「Heyメーン、楽しんでるかい?」とか言うてくれてるみたいやけど、オレ英語あんまり分からへんし、Jazzの知識だって…。
だから「お、お、ぉ、Oh、く、くくく、く〜る」、とか「え、えぇ、えんじょいぃ」とかしか言われへんしぃ。
「こいつマジでJazzメン?」みたいなちょっと変な顔してはったけど、オレJazzメンちゃうし…。
なんでこんな席に案内されたのかも最後まで結局よぅ分からへんまんまで、なんか心中複雑やったけど、やっぱりライブは楽しかった。
最後のまいふぁにーばれんたいんのアレンジはちょっと良かったヨとか言うてみたりして…。
最後はJazzメンたちと乾杯までしてさ。
a「まぁ、結果的に良かったやん〜。なんてライブやったっけ?」
改めてネットでライブハウスのスケジュールを調べてみるハットリさん。
なんと、その日はライブスケジュールが空白になっている!
え、オレどこ行ってたんやろ…?と暫し呆然となるハットリさん。
こっからはあさひコメントです。
延々ハットリさんからヒアリングして書いてみたものの、面白いのか面白くないのかもよく分からないしょーもない長文になってしましました。
しかも、お江戸でキツネにでも抓まれたか、ついに記憶がおかしくなっているのか、よく判りませんが、以上ハットリさんからの中継でございました。
追記
もう一回ちゃんと調べてみたら、その日は確かにトニ―とクリスのライブはやってたようです。
ひとあんしん。
2019年05月31日
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