2011年02月24日
お供え物づくり
ここ数日、京都はすっかり春らしい暖かさです。
暖かさにつられて、今年も梅が見頃の天神さんへ小散歩。
すると、明日の梅花祭に向けての支度で賑やかな雰囲気。
偶然、年に一回のこんな貴重な光景に出会えました。
東門から入ってすぐの手水舎。
白装束姿の神主さん(?)たちがなにやら洗ったりざるに上げたりしておられるご様子。
お話を伺うと、梅花祭用のお供え物を作っている最中とのこと。手水舎でお米を洗って、その隣で火を焚いてお釜で炊いたはりました。
毎年2月25日の梅花祭の前日にこのお供え物を拵え、当日のお式で道真さんにお供えするそうです。
お供えするものは昔から決まっていて、600年以上前から変わらずに同じものを作っておられるとのことでした。
梅花祭の式典ではこれをお供えする光景も見学できるそうです。
明日も暖かい一日になりそうです。
梅花祭、梅のお花見、天神さんの骨董市。
ついでに画餅洞。
お立ち寄りいただけると幸いです。
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