2007年09月30日

イマサラ


tanba1.JPG
先日常連さんからふと尋ねられ、ああ、そういえば、と思ったことがひとつ。
OPEN当初は毎日のように尋ねられ、一体この話するのもう何回目?ぐらいの勢いだったのですが、最近はとんとそんなこともなくなっていたので、とても新鮮に思いました。
なので、今さらですが、画餠洞の名前の由来を。



画餠洞の「画餠」は現代では「がべい」または「がびょう」と読みますが、
画餠洞は「わひんどう」と読みます。
きっと、なぜ「わひん」なの?と思われている方もいらっしゃるかと思います。

実はこれ、道元の正法眼蔵で画餠を「わひん」と読ませているところから取ってきました。
中国語の発音を日本語読みにしたところからそうなっているようです。
(訳本によっては現代読みになっているものもあります。)
あの画に描いた餅の話です。

wahin.JPG
画に描いた餅はどんなにおいしそうに見えても食べられないよ、
という良くない例えに使われることが多い話です。
でも、画に描いた餅よりうまいものはないんじゃないかと。

お茶を飲むだけ、ご飯を食べるだけなら100円ショップの器でもいいわけです。
気を使わず電子レンジも使えますし。
でも、遠足で食べるお弁当がおいしかった様に、同じものを飲んだり食べたりするにしても、状況というものが左右するところは大きいと思います。

大好きな人とならどこで何を食べてもおいしく感じるように。
けれど、食事時に限らず、好ましい人といつでも一緒にいられるわけではありません。
もう大人ですから・・・
皆までは申しますまい、そういうことです。

そこに好ましいものがあるならば、
画に描いた餅はどんな餅よりもおいしくなるのではないでしょうか。
それが骨董の世界と通じるところがあるなという思いから、あえて「画餅」という言葉を使いました。

「どう」は「堂」にされるお店も多いようですが、「洞」を使っています。
これは骨董の世界に足を踏み入れた時にとてもよくして頂いたお店があり、そちらでこの「洞」を使っていらっしゃるのを真似させて頂きました。
あと、店がうなぎの寝床のように奥へ奥へと長く洞窟みたいなので、この「洞」の方が合っているかなと。

駆け出しのくせにこんな老舗みたいな名前をつけてしまい、二代目ですか?と尋ねられることもあり、ちょっと照れくさいのですが・・・
違います、二代目ではありません。三代目でも。

長々と書いてしまいましたが、「画餠洞」にもこのような由来らしきものがあったんです。
今さら書くことになるとは。
ちなみに二人でやっていますが、カップルでも夫婦でもありません。
今さらですが。

画像
「丹波 窯道具」
時代:江戸末〜明治
価格:18,000円

「餅の図 絵馬」
非売品

商品に関するお問い合わせ等はHP掲載の連絡先よりお願い致します。


posted by papindo at 17:13| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。