2006年01月25日
2006年初天神@west 気持ち新たに
明日はいよいよ今年初の天神さん。
2006年westのスタートです。
早いものでwestは明日で3年目に突入。
気持ち新たに明日も皆様のお越しをお待ちしております。
(あ、もう今日ですね。)
ということで、こんなのも揃えてお待ちしております。
画像左:「珍品堂主人」 井伏鱒二著 昭和34年 中央公論社 初版 廃版
画像右:「目ききの眼 やきものの見方」 秦秀雄著 昭和36年 徳間書店 初版 廃版
画像説明通り、両方初版、廃版。骨董狂のバイブル二冊の登場です!
(「珍品堂主人」は井伏鱒二全集にも収録されているので全集で読可です。)
「珍品堂主人」は小説でフィクションですが、珍品堂主人のモデルは秦秀雄。
他にも北大路魯山人、小林秀雄、某有名骨董屋と思われる人物が仮名で多数登場、
半分以上実話であったりします。
これは骨董好きには堪らない一冊。
(でも何よりも、この時代に「タンマ」って言葉使ってた事に衝撃を受け、「やけのやんぱち」って言葉がどうしようもなく気に入ってしまった私、こんなんでいいんでしょうか・・・。)
「目ききの眼」は骨董道参考書としても。
骨董に向き合う心構え、姿勢など、ははぁーと唸らされる一冊です。
「ありがたきかな、やきもの。幸いなるかな わが生涯。」
穏やかながらも強烈な一言。ここまで極めたいものです。
両方合わせて読むとおもしろさ倍増。
骨董好きなら必読の二冊です。
先日はご来店ありがとうございましたm(__)m
残念ながら「目ききの眼」売切れてしまっていてすみませんでした。
ハニワは植木鉢に埋まっているうちの裏庭の守人なのでご勘弁を…。
随分前になりますが、天神さんで購入した今のものです。
最近はそのお店出てないようですが、発見したら報告致しますねー。