


随分と間が空いてしまいましたが、シリーズ第2弾。
画像
左・中央:獅子頭脚燭台 李朝末期
右:石仏 時代不明
画像左・中央は李朝末の燭台。クリスマス&お正月仕様ディスプレイで。
これは文句なしに格好良い。
名称通り、脚が六本ありますが全てが先が獅子の顔になっています。
獅子と言うと厳しそうな感じもしますが、木の温かみがあり、愛嬌溢れる顔だと…獅子贔屓の私にはそう感じられます。
高さはジャスト30センチ。
床にそのまま、というよりは、卓の上に置いて、という大きさです。
冬場の自宅宴会、おもてなし、リラックスタイムの小物としてに格好良くはまるかと。
私が欲しい!
今なら使いさしのチビた和ロウソクのおまけ付き。(要りませんか…)
画像右は石で出来た、仏さん、神さんの様に見えるものです。
味わいある黒ずみは、長いことおくどさんの上にでも奉られていた結果付着した煤ではないかと思われます。
時代は不明ですが、見た感じや、それ自体では自立しない(画餅洞では滑車の穴にはめ込んでディスプレイしています)ことから考えると、加工がされていない、元々は海岸辺りに転がっていた天然の石のようです。そうならば何年前のものになるのでしょうか…。
きっと見つけた人がこの石の形に、衣を纏った仏や神の姿を見て奉っていたのではないかと思います。
人のものを見る、見立てる自由さというものは、際限無き広がりをみせるものなのだと感慨深く、感動を覚えた一品です。
これを最初に見立てた方に羨望と尊敬を捧げつつ、一言感謝。
残念ながらこちらは売り切れてしまいました。有難うございました。