画餅洞では店主「ハットリ」が器の直し職人として日々活躍しております。
画餅洞商品は勿論のこと、お客様が大事にしていらっしゃる器の持ち込みお直しも承っております。
詳しくは店頭、またはお電話でご相談下さいませ。
さて、私もたまにはアシスタント的に雑用お手伝いはしているものの、あくまでも「雑用」のみ(ごみを片付けたりとか、ひたすら金を研磨したりとか…)。
漆の扱いは大変です。
当店の直し方法は、古くからの直しの手法をとっており、下地から全て漆で形成し、その後本金を蒔きます。
店主曰く、その後も仕上げとして「おさえ」、「室入れ」、「研磨」、これらの繰り返し等々…色々ありますが、長くなってしまうのでここでは省略させて頂き、また別の機会に。
店主も私も両者揃って奇跡的に漆かぶれは全く無いので助かりますが、一般的には漆に弱い人の方が多いようです。
ちょっと触れただけでも数日間かぶれは続きますし、漆を扱っている空間にいたり、漆の木の傍を通ったりするだけでもかぶれたりする人も少なくは無いようです。
漆を触ってしまったことに気付かずに、その手で顔に触れてしまい一週間顔がぼんぼんに…や、その手でお手洗いに行ってしまい大変なことに(殿方)…などということも珍しくないようです。
(「その2」に続く。未だ本題に入れてませんっ)
2005年10月26日
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