2005年10月08日
輪島塗 雷割け木皿 明治
最近ちょっとおふざけが暴走しすぎていたので、今回はまじめに画餅洞の骨董商品紹介をすることにします。
画像:「輪島塗 雷割け木皿 明治」
この朱と黒の漆の塗り分けの柄模様を「雷割け(いかずちわけ)」と呼びます。
朱と黒の雷が合わさっている図柄です。
ほんと、雷みたいですね。
直径四寸程です。(大きさに多少バラつき有)
昔の器(骨董)の柄なんて「古典的」、「古臭い」、「辛気臭い」、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、この木皿の様なモダン、斬新な柄もあるんです。
(ある意味「古伊万里 雨傘小僧」もそうですよね。)
でもこれほどシンプルでいて格好の良い図柄の木皿、ありそうでなかなかありません。
ただ、一つ、最大の悩みが。
格好良すぎて何を盛ったらいいのかが難しい…。
明治の器、ということは明治の終わりに作られたとしても100年程経っていることになりますが、その頃は何を盛っていたのかが気になるところです。
(最初に見た時に「あ、柄は朱と黒逆バージョンで二種類あるんや。」と言った私は周囲から冷たい目で見られました…画像を見てそう思われた方、仲間ですね!)
この記事へのコメント
コメントを書く